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令和 2年 8月20日総合計画特別委員会-08月20日-01号

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  1. 草津市議会 2020-08-20
    令和 2年 8月20日総合計画特別委員会-08月20日-01号


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    最終取得日: 2021-07-29
    令和 2年 8月20日総合計画特別委員会-08月20日-01号令和 2年 8月20日総合計画特別委員会             総合計画特別委員会会議録 〇日時     令和2年8月20日(木)  午後1時00分 〇場所     本会議場 〇出席委員   委 員 長  西村 隆行     副委員長  伊吹 達郎         委  員  田中 香治     委  員  服部利比郎         委  員  井上  薫     委  員  粟津由紀夫         委  員  石本恵津子     委  員  八木 良人         委  員  川瀬 善行     委  員  中島 美徳         委  員  遠藤  覚     委  員  横江 政則         委  員  山元 宏和     委  員  永井 信雄         委  員  土肥 浩資     委  員  杉江  昇         委  員  藤井三恵子     委  員  西川  仁         委  員  小野 元嗣     委  員  瀬川 裕海         委  員  中嶋 昭雄     委  員  西田  剛         委  員  西垣 和美     委  員  奥村 恭弘
    〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   な  し 〇出席説明員  総合政策部長          田中 祥温         都市計画部長          辻川 明宏         建設部技監           中安 隆年         建設部長            寺田 哲康         教育部長            居川 哲雄         教育部理事(学校教育担当)   畑  真子         総合政策部副部長(総括)    金森 敏行         都市計画部副部長(総括)    松尾 俊彦         都市計画部副部長(地域振興担当)一浦 辰己         都市計画部副部長(建築担当)  荻下 則浩         建設部副部長(総括)      生田 英樹         建設部副部長(プール整備事業担当)                         島田  稔         建設部副部長(国県事業担当)  清水 良幸         教育部副部長(総括)      南川  等         教育部副部長(中学校給食整備担当)                         宇野 秀樹         教育部副部長(図書館担当)   武村  彰         教育部副部長(学校教育担当)  作田まさ代         企画調整課長          小川 卓史         都市計画課長          松浦 正樹         都市再生課長          川原 圭一         交通政策課長          岩城 弘宜         開発調整課長          古野  節         建築課長            杉田 貢一         道路課長            西田 伸治         公園緑地課長          松永 智行         草津川跡地整備課長       福井 教之         土木管理課長          野村 昌良         住宅課長            高谷 直也         教育総務課長          森下 康二         生涯学習課長          上原 香織         スポーツ保健課長        織田 泰行         学校給食センター長       馬場 英樹         スポーツ大会推進室長      藤崎  篤         歴史文化財課長         岩間 一水         草津宿街道交流館長       八杉  淳         児童生徒支援課長        竹田 敏彦         学校政策推進課長        上原 忠士         教育研究所長          藤井 泰三         企画調整課副係長        村上 智紀         企画調整課主査         力石  透         企画調整課長主査        山田 将貴 〇出席事務局  局長   千代 治之    課長補佐 吉田 克己 〇付議案件 1.第6次草津市総合計画 第1期基本計画(案)について               開会 午後1時00分 ○西村隆行 委員長  皆さん、こんにちは。これより、先日17日に引き続きまして総合計画特別委員会を開催いたします。よろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから本委員会を進めてまいりますが、議事に入ります前に議事運営上のお願いがございます。まず、委員会での発言は委員長の許可を得てからにしてください。他の委員等が発言している場合は私語は謹んでください。答弁をする場合は委員長の発言の許可後、所属と氏名を名のってください。また、発言の際は御着席のままで結構でございますが、お手元のマイクを立てていただきますようよろしくお願い申し上げます。  次に、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、改めてお願い申し上げます。各委員は質問のポイントを整理し簡潔明瞭に質問してください。また、執行部におかれましても簡潔明瞭、過不足なく答弁され、審査の円滑な進行に御協力をよろしくお願いいたします。  本日の資料につきましては、事前に電子データを共有システム内に掲載しておりますが、皆さん、お手持ちのタブレットで御確認いただいておりますでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  本日、20日の内容は学校教育、歴史・文化、生涯学習・スポーツ、都市形成、交通、道路、公園・緑地でございます。  なお、執行部からの説明は基本方針単位とせずに、前会の午後から変更しましたとおり、分野単位で一括説明をしていただき、質疑・答弁という内容でお願いしたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。  では、遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  すみません。ちょっと1点、始まる前に御確認させていただきたいんですが、前回もそうだったんですけど、それぞれの計画に係る指標について、ちょっと教えていただきたいんですが、これ、見させていただくと全てに関して市民の満足度(%)ということで、市民意識調査の結果によるという形にされてるかと思うんですけれども、これは執行部、また市役所の中で統一されてそういう形になってるのかということと、その目的等について、きちっと事前に整理させていただいたほうがいいのかなというふうに思いまして、ちょっとお時間をいただきました。  従前でしたら、行事や研修会等に参加した人数等によって、本当に明確な数字をもって指標のほうを出されてたんですけれども、行事等が今のコロナ禍で令和2年度については非常に難しい状況であるということは理解するんですけれども、市民意識調査のみに頼っているという形にされたこの理由について、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○西村隆行 委員長  答弁はできますか。どうぞ。 ◎小川 企画調整課長  基本計画の指標につきましては、現在の第3期基本計画におきましても基本方針ごとに進捗を図る目安として設定させていただいておりますけれども、現在の第3期基本計画につきましてはアウトプット指標とか、アウトカム指標が混在しているというところもありますし、特定の対象に対するアンケート結果を採用しているというふうなことなどもございまして、指標の位置付けに当たりまして考え方を一定統一できないかなということで、今回は内部で検討させていただいたところでございます。  その中で現在の第3期基本計画におきましても、最も多く採用しております市民意識調査の結果、この結果をベースとしながら個別計画の指標との整合ですとか、それぞれの基本方針の担当原部におきまして市民意識調査の結果以外に望ましい、適切と思われる指標がある場合は、市民意識調査以外の結果以外の指標を採用することといたしまして取りまとめさせていただいたものが今回お示しをさせていただいているものとなっております。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  そうすると、執行部でも統一されたということでいいんですね。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎小川 企画調整課長  内部的な協議を経た上での今回お示しさせていただいているものということでございます。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  そうしたら、最後にもう1点、今回指標として満足度(%)をもってこられることに対して、今後の市民意識調査の取り方であったりとか、設問の在り方であったりとか、そういった変更点というのは発生してくるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎小川 企画調整課長  市民意識調査の調査の仕方につきましては、一定、これまでの調査表のレイアウトなりをベースに検討させていただきたいというふうには考えてるんですけれども、現在も満足度とか重要度をお聞きする際には、取組の方針とか、それから具体的に取り組んだ結果なりを掲載させていただいておりまして、そのあたり、できるだけ回答をいただく方に伝わるような形での調査票の作成ということでブラッシュアップなり、引き続きさせていただけたらなと思っております。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  了解いたしました。個別の内容については、またそれぞれの中でお聞かせいただければと思います。私はこれで結構です。 ○西村隆行 委員長  それでは、8月20日のフォルダ内を御覧いただきまして、学校教育分野について執行部より御説明をお願いいたします。  どうぞ。 ◎畑 教育部理事  恐れ入りますが、タブレットのデータ、学校教育を御覧いただきたいと思います。  24ページをお願いいたします。  分野、学校教育の基本方針3-1子どもの生きる力を育む教育の推進につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、子どもの生きる力を育む教育の推進の概要といたしましては“豊かな心と健やかな体”“確かな学力”の育成を図るため、各種事業を効果的に展開してまいります。  また、指標は「子どもの生きる力を育む教育の推進」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、子どもの生きる力を育む教育の推進では、関連するSDGsの目標といたしまして、4、質の高い教育をみんなに、17、パートナーシップで目標を達成しようをあげております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、グローバル化や情報化の進展により、予想を超えたスピードで社会が変化し、多様化が進んできております。  課題といたしましては、これからの時代において、子どもたちが思いやりを持って人と接し、個性を伸ばして、たくましく生きる力を身につける必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、子どもが自己を肯定的に受け止め、心も体も健康に活動できる教育を推進することや、子どもが学ぶ意欲を高め、思いやりを大切にできる環境づくりと質の高い授業の構築を推進することでございます。  市民・地域の役割といたしましては、自分も人も大切にして、新しい時代の変化にも対応できる力を身につけていただくなど、また、事業者等の役割といたしましては、学校と連携を図り子ども一人一人が大切にされる支援をあげております。  次に、施策でございます。  施策名①豊かな心と健やかな体の育成の概要といたしましては、子どもの豊かな心の育成に向けた道徳教育の推進とインクルーシブ教育の推進、また、子どもの体力向上に向けてスポーツに親しむきっかけづくり等を進めるとともに、中学校給食の実施に向けた取組を進めてまいります。  施策名②確かな学力の育成の概要といたしましては、子どもが確かな学力を身につけるため、ICT教育や英語教育を初めとした質の高い授業づくりや、思考力、判断力、表現力等を育む取組を進めてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、子どもの生きる力を育む教育の推進の説明を終わらせていただきます。  続きまして、26ページをお願いいたします。  分野、学校教育の基本方針3-2の学校の教育力の向上につきまして御説明を申し上げます。
     基本方針、学校の教育力の向上の概要といたしましては、学校の教育力の向上を図るため、教職員の資質向上や学校経営の充実、学校施設の計画的な整備など各種授業を効果的に展開してまいります。  また、指標は「学校の教育力の向上」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、学校の教育力の向上では、関連するSDGsの目標といたしまして、4、質の高い教育をみんなに、17、パートナーシップで目標を達成しようをあげております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、学校を取り巻く課題が多様化・複雑化し、学校の力だけでは解決が困難な場合がございます。  課題といたしましては、教職員の指導力向上だけでなく、学校・保護者・地域の連携による学校経営の充実、計画的な教育環境の整備等により学校の教育力を向上させる必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、授業改善や人材育成を推進するとともに、様々な教育課題の対応とニーズに応じた教育環境の整備の推進でございます。  市民・地域の役割といたしましては、学校公開や学校行事に積極的に参加し、学校の諸活動への協力を、また、事業者等の役割といたしましては、学校と連携を図り、特別授業等において自らの専門性を教育の場に生かすことをあげております。  次に、施策でございます。  施策名①教職員の指導力の向上の概要といたしましては、各種研修講座を開催するとともに、スキルアップアドバイザーによる各校でのOJT体制について指導・支援を行い、教職員の指導力の向上を図ります。  施策名②学校経営の充実の概要といたしましては、コミュニティ・スクールを推進し、地域と連携した学校経営の充実を図るとともに、学校の指導体制や運営体制の支援に取り組みます。  施策名③教育環境の充実の概要といたしましては、老朽化が進む小・中学校の計画的な整備を進めるとともに、耐震対策を含めた点検・修繕等の維持管理に努めます。また、学校図書の充実を図り、事務等の効率化も進めてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、学校の教育力の向上の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  まず、基本方針3-1、子どもの生きる力を育む教育の推進、この24ページの一番下に書いてます市民の役割の中で、事業者等の2行目ですけども「家庭・学校・地域や関係機関等の連携を充実させ」と書いてあるんですが、これ、家庭・学校・地域の連携というのは、行政にもそういったことが言えるのではないかなと思っているんですけど、事業者等のところだけに書かれているように思うんですけど、これはどういうことなんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。どなたが。答弁は無理ですか。 ◆山元宏和 委員  委員長、すみません。 ○西村隆行 委員長  はい。 ◆山元宏和 委員  もう一回言います。そんな難しいつもりで言うたんと違うねんけど、ごめんなさいね。要は、子どもを育てるのには、もうちょっとしてから言おうと思ったけど、家庭教育って大事やなと思ってましてね。この家庭と学校と地域、今も地域を子どもを守り、育てるということを言われてると思ってるんですけれども、この三者が連携しながら子育てをしていくということで、市民のところの事業者等のところに書いてあるのは分かるんやけども、なぜここだけに書いてあるのかなと思いまして、これは行政の役割でもあるのかなと。あるいは地域・市民の役割でもあるので、それぞれに書く必要はないのかなという単純な思いでお尋ねしたんですけど。 ○西村隆行 委員長  いかがでしょうか。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  今、御指摘いただきましたとおり、家庭・学校・地域、この三者の連携というものは、行政としての役割も非常に重要だと考えております。したがいまして、ここに書くのではなくて、行政の中のほうにも追記として検討していきたいなと思っております。  確かに、今、理事のほうから説明がありました中にはコミュニティ・スクール等、地域との連携という部分について施策の中には表記させてもらっておるんですけれども、この役割の部分に書けてないということにつきましては御指摘のとおりだと考えます。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  では、書いてもらえるということでありがとうございます。  コミュニティ・スクール、いわゆる地域協働合校がこれは生涯学習のところでも、またお話はさせてもらおうと思ってますけれども、平成10年でしたか。元教育長、川瀬先生が発案されたと記憶してますけれども、当時は地域協働合校という名前が、文字が違うやないかと。こんな字を書いたらあかんがな、教育委員会がと言うて、市民の方から御指摘をいただいた記憶がありますけれども、そんな中で長年地域協働合校を進めていただいて、子どもたちの教育、地域とともに地域で子どもを見守り育てていくという、そんなことの気風が今市民の中に漂ってますので、やはり地域と学校と皆さんが子どもを守って育てていくという意思を持っていくという意味では、ここにしっかり書かれたほうがいいのかなと思って、ちょっとお話させてもらいました。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  私も同じことを言わせてもらおうと思ったんですけれども、今、行政の役割のところで、3-2のところにも、私は同じことが言えるんじゃないかなというふうに思ってます。  というのは、事業者等の役割のところに同じように連携が書かれてますので、同じように行政の役割にも記述が必要だというふうに思いますので、そちらもまた検討をいただければと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  答弁はどうしましょうか。してもらいましょうか。 ◆井上薫 委員  はい、お願いします。 ○西村隆行 委員長  答弁をお願いいたします。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  ありがとうございます。  もちろん、こちらのほうも地域協働合校、それからコミュニティ・スクール等のことに触れておりますので、同じように検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  子どもの生きる力を育む教育の推進、これは第5次草津市総合計画も全く文言が同じ基本方針です。それは大きなくくりなので細かくは言いませんが、できればそこも少し表現が、こんだけ時代が変わってる中で表現が違うほうが、より施策が進むのかなと思っております。  それで現況も全く同じ第5次草津市総合計画と一言一句違わないやつで、そのときも予想を超えたスケールで社会が変化し、確かに現況はこうなんですけれども、この書き方も踏まえた上で、納得して書いてらっしゃるんでしたらいいんですけど、別に今読んでも、特に何か違和感は感じないんですけれども、結局10年前と一緒で、今後10年間も一緒、20年間も一緒なんだなということがあるんですが、そこもどのように御認識なのか、課題のところなんですけれども、これからの時代、Socity5.0という、ここで今後の社会が大きく変わるような変化の言葉があるんですけれども、そこに続く思いやりをもって人と接しという、Socity5.0とこの後に続く、思いやりをもって人と接し、個性を伸ばしてたくましく生きる力というのは、ある意味、昭和の後半というか、平成も入るんですけれども、結局、Socity5.0としながらも、後に続く文章が前と同じ時代の認識だという気がします。  特に、学習指導要領が2020年から変わりまして、例えば、問題を解決する力とか、批判的な思考力とか、いろいろと機械とSocity5.0で新しい価値創造ができる、また課題解決ができるといった時代にあって、思いやりをもってという、そういう文章の整合性がとれないんですけれども、そういった点に、ちょっと私としては違和感を感じて、これからの時代に子どもたちが本当に生きていくという中で余りビジョンが見えないなと思いますがいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  どうでしょうか。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  おっしゃるとおりに、前半の部分でこれからの時代について述べ、その後ろの部分との整合性ということでございますが、確かに、Socity5.0というのは、これからの時代の象徴的な言葉でございまして、もちろん、ICT機器を含めたいろんな学びの変革というものを意味しております。  しかしながら、これは不易と流行の流行の部分でございまして、教育としましては、不易の部分をやはり残したいという気持ちがございました。思いやり等を大切にできる環境というのは、これからSocity5.0の社会を牽引する人材の中には、やはり課題を発見して、解決してですが、いろんな多様な人の価値を尊重しながら、そういった意見を1つにまとめるわけではなく、新しいものを創造できる、他者と協力するという部分を、やはり学校教育では大切にしていきたいと考えております。  文章的に不釣り合いやなというふうに思われたいうふうに思われたのは確かかと思いますけれども、不易と流行の両方の部分を残したいというのが、ちょっと格好悪い形になっておりますが、そういう意図を込めて書かせていただいたということです。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、おっしゃってたような内容がもう少し入ればなと思いました。表現的には、全く前時代の表現としか思えないので、思いやりを持ってというのは、確かに、特に変わらないものだと思うんですけれども、これからの時代、じゃあ何が、子どもたちにつけさせる力が何が一番大事かということについて、やっぱり言及するのであれば、少し時代に応じた不易流行とおっしゃいましたけれども、Socity5.0は流行、言葉のあやで申し訳ない、言葉尻を捉えますけれども、流行ということではないと思うんですね。特に、一過性のものではなくて、もう時代がそのようになっていくという時代の流れでありますので、単発的なものでないので、そこにずっと子どもたちが社会に生きていく中で、何の力をつけさせるのかというのが、そこに入っていただきたいな。特に、持続可能な社会の一員となるとか、これからの10年間のビジョンなわけですね。課題解決ですので、そういった中で少し変えていただくほうが、より分かりやすいかなということを思いますが、特に、答えがあればですけど、今、おっしゃった答えと変わらなければ、特に答弁は要りませんのでよろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  答弁をされますか。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  ありがとうございます。  今、おっしゃってくださいました持続可能という部分については、やはり取り入れていく言葉であるなというふうに考えておりますが、私たちの思いやりを大事にしていきたいという部分と、新しい時代に適応する力を付けたいという基本的な考えを理解していただいているということについては、非常にありがたいと思っております。  おっしゃったとおり、さらに持続可能な世の中を目指したという形で文言等を修正するような形にしていきたいと考えております。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  あとは思いやりというか、いわゆる学習指導要領には、多様な人々と共同しながら、要は地域と社会とのつながりを意識しながら、その中で自分としての生き方ということを、力を付けさせるということなので、思いやりを持ってというよりかは、より具体的な形と言える、私はそう思いますので、そこについては、特に、私の思いを述べさせていただきます。  それともう1点、25ページのほうの確かな学力の育成で、確かな学力って、すごく分かりづらいと思うんですね。点数なのか、いろんな確かな学力って幅広くありますので、すごくこれ、便利な言葉なんですけれども、もう少し具体的にどういった、今は点数とか、知識偏重の時代では、それこそSocity5.0では、単なる暗記知識の習得では、やはりなかなかこの自分らしさは発揮できないという中で、確かな学力というのをずっと使ってらっしゃることにも、少しいろいろ御検討いただきたいなということを思っておりますがいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  確かな学力という言葉についてですけれども、これまでは議員がおっしゃるとおり、きちんとした基礎知識というものに対して確かな学力という言葉が当てはめられると捉えられてまいりました。ところが学習指導要領が変わりました。これからの時代の確かな学力というのは、知識だけではとても対応できません。  一番最後に思考、判断、表現力を育む取組というふうに記させていただいたのがそこの部分でございます。これからの時代は、学んだことが生活に還元できる。そういった力を確かな学力というふうに捉えております。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そういった意味合いでのもっと分かりやすいというか、主要事業のところを見てると、なかなか分かりづらいことがありますので、そういった御認識ということであれば、確認させていただきましたので、知識偏重、学力偏重ではないということだけは、違うということは確認させていただきましたので、それについては結構です。分かりました。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  1つ質問なんですけれども、持続可能は、文章を検討するということなんですけれども、もう1つ、基本方針の中で新しい生活様式というのが定義されて、それぞれ議論がされてると思うんですが、その議論の経過なりが分かる範囲というのか、議論の経過でこういう文章になってるという、そういうことが説明できればお願いしたいと思うんですが。 ○西村隆行 委員長  答弁できますか。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  申し訳ございません。もう一度お願いできますでしょうか。 ◆西川仁 委員  この基本部分で行政マネジメントというのが出されていまして。 ◎作田 教育部副部長  何ページでしょうか。 ◆西川仁 委員  もっと初めのほうですよ。20日に提起されてる基本部分ね。そういうことが行政マネジメントの中で新型コロナに関して、新しい生活様式というのが提起をされていて、そういうものを各分野で検討するという方向になってるんですけれども、その前は、それが5番目の定義で、4番目はさっき西垣委員がおっしゃってたSDGsの提起になってるんです。  ですから、そういうことがこの教育分野の中でどう議論されて、生かされているのかという点についてお聞きしているというところです。 ○西村隆行 委員長  答弁できますか。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  ありがとうございます。2回も申し訳ございませんでした。  新しい生活様式というものがどのように学校教育のこの分野に生かされているかということでございましたね。それでよろしいですか。 ◆西川仁 委員  はい。 ◎作田 教育部副部長  新しい生活様式というものについて、学校教育の部分に具体的に反映されているようなものは、この24ページから27ページの中にはございませんが、それぞれの学校生活の中で新しい生活様式を具現化して、推進しているところでございます。全体の方針の中に明確に反映しているということはございませんので、そういった具合で今まで検討する余地がなかなかなかったというふうに御理解いただければありがたいと思います。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  いいですよ。議論の経過を聞いただけなので。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  3-2の学校の教育力の向上のところになります。ここで書いておられる現況と課題のところを読んでますと、学校の教育力の向上で大事なところである教職員の資質向上から目をそらすような書きぶりになってるのかなと。例えば、現況で言ったら、学校の力では解決がもう困難な状況になりますというのが現況であり、課題としましては、教員の指導力向上だけじゃなく、いろんなことを向上ささなあかんというふうに、まるでここの現況と課題のところで教職員の資質、あるいは指導力というところに述べられてないんですよね。  現に、行政として、今ここの学校現場における教職員の指導力というものが相対的に向上しているのか。あるいはまた、低くなっていってるのかという評価があってこそ課題が見つかって、その課題を解決するために施策というものがあると思うんですよ。ここで言うところの教職員の指導力の向上という施策がありますよね。そのためにいろんな研修をやりますとか書いてますよね。でも、これ実際に現況がどうで、課題が何かということがはっきりと分かっていない中で施策を打ったところで、指導力が上がるか、資質が向上するか分かりませんよね。  これを読む限りでは、行政がしっかり指導力がどうなっているかというのを捉えているかどうかというのは、これを見る限りでは把握できないので、そうした今の教員の指導力がどうなのかというところを現況として記して、そして課題としてあればあげるべきやと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  はい。 ◎作田 教育部副部長  教員の指導力について御意見を頂きました。ありがとうございます。  まず1点目、現況と課題の書きぶりの中で、教員の資質から目をそらせているような書きぶりであるという御指摘に対しては、決してそんな意図はないことを御理解いただきたいと思います。  2点目の教員の資質をどのように測って、その実態から課題を見つけるべきだという御意見でございます。おっしゃるとおり、確かですが、何をもって測るかという部分については難しい点もございます。ただ、草津市だけではなく、日本全国でただいま教員の年齢層の二極化というものが進んでおります。二極化によりまして、今何が起こっているかと言いますと、産休、育休代替の講師が大量に必要な状況となっております。で、予算を付けていただいて、退職教員を積極的に活用したりもしておるんでございますけれども、やはり、正教員と講師の割合というのは、以前よりも随分高くなっている、教員の中の講師の割合というものが高くなってきております。  そんな中で、資質ということを問題にしましたところ、やはり、正教員の場合は多くの研修を県とかで受けておりますが、講師の場合は、なかなかそういう研修の機会が設定できておりません。そのために市でできるだけ講師も対象にしたいろんな研修を27ページの①のような形で実施させていっている次第でございます。  教員の資質が高いのか、低いのかということについては、一概に高いとも、低いとも言えず、日々努力して高めていきたいということしかお答えができないので、申し訳ないですけど御理解いただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  全然理解できないんですけれどもね。何をもって、教職員の資質を測るものかと言わはりましたよね。それが分からんのに、何をもって資質が向上したかを測るんですかね。今、何をもって教員の方の資質が高まっているか、どう評価するか、一概に言えませんとか言ってるものを、施策としてやって、その成果が出たかどうかも、じゃあ測れないわけですよね。数を打ちゃ当たるですよね。今どうなってるか分からんけど、これをやっとったら何かいいことがあるやろうと。何か効果が出るやろうみたいな、数を打ちゃ当たるの施策と事業にしか見えないんですよ。  一見聞いてると、それは一生懸命よくなるようにという姿勢は伝わるんですけれども、それが無駄なく、むらなく、しっかり適格に、今、教員さんが求めておられる研修内容なのかとか、ボリュームなのかとかいうことも分からんままやってるようにも思えますし、それをやってる側が言っちゃうと、何をもって資質というかというのが分からんまま、これやったらもう書けないですね、ふつうね、そこが分からへんのに。そう思うんですけど、そういう意味では、このページをなくせと言ってるんじゃなくて、そこね、確かに言う分は分かるのは分かるんですけど、それを言ったらおしまいのことを今言ってはるので、どうあれ、指導力というところは測るべきやと思うんですけど、改めて伺います。いかがですか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  私の答弁の仕様が拙くて、大変申し訳ないんですけれども、議員がおっしゃる資質というものと、子どもたちが求める資質、保護者が求める資質、これ、それぞれに違うと思うんです。子どもたちには毎年授業についてどうだったかというようなアンケートをして、教師の指標の1つとはさせていただいております。
     また、保護者に対しても学校評価で教師の指導力について評価をしていただいて、それを基に資質という部分で測っております。  そういった点からいくと、何をもってというのは、授業力なのか、生徒指導力なのか、教育相談力なのか、あるいは、外部との折衝力なのかと、たくさんの力がありますので、1つでは計り切れないという意味で答弁をさせてもらったつもりです。大変言葉足らずで申し訳ありませんでした。  ただ、おっしゃるとおり、どの力をもって資質、指導力というかについては、多岐にわたりますので、そういったことも含めて教職員の指導力というものを明確にするような形を考えていきたいと思います。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  いや、さっぱりですね。今、細分化して、保護者から見たときの資質、子どもが思う資質、ありますよね。分かってるじゃないですか。それをそれぞれヒアリングして、それを評価にしたらいいんでしょ。ですよね。そういうことを言ってるんですよ。それすらもう一概に言えないとかね。いや、いろんな方がいらっしゃいますからとか、あるいは、便利な言葉で多様性があるとか、そんな言葉をちりばめて、この話をはぐらかされても、はぐらかされたって、ちょっと語弊があって申し訳ないけど、明確にしてないことを明確にしやんことには、施策の効果があるかどうかって、僕らも測れませんやんか。でしょ。  だから、指標、現況、課題のところに、今、いろんな視点での評価、教員さんの資質の評価があるにせよ、一旦、ここでは行政として出してる方針としては、行政から見た今の指導力はどうなんやというところは書かんことには、施策が打てないですよねと言ってるんですよ。そんないろんな視点を持ち出して言ってるんじゃなくて、今は行政がやってるこの基本方針から見たときの現況と課題ということは示すべきじゃないのという話なんですよ。どうなんですか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  現況、教員の資質について、指導力について、まず明記して、課題をということにつきまして、確かにこの26ページでは不十分だということは、よくよく分かりました。今後、この現況の部分につきまして、抽象的な言葉ではなく、今おっしゃったような資質について、このように把握しているという部分を組み込んでいけたらというふうに考えておりますので、そのようにしていきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  いけたらじゃなくて、そうしてほしいですね。よろしくお願いします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  南川教育部副部長。 ◎南川 教育部副部長  今回、議論されてるのは、総合計画の基本計画に係る中の今回の学校教育分野の中の話ですけれども、総合計画に下にぶら下がっておりますのは、教育振興基本計画というものがございまして、それは昨年度、教育振興基本計画(第3期)を作っていただいております。  その際に、2期の振り返りをやっていただいておりまして、その中で、ただいまの教職員の指導力の向上についての課題等もデータをあげながら進めて、今回の総合計画の基本計画に持ち上げてきてるという仕組みになってございますので、基本計画には、ある程度、荒い部分を乗せる形になりますけれども、それをカバー、フォローする形で、その下の個別の基本計画があるという部分については御理解いただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  より具体なことがぶら下がってる、そういった教育振興基本計画等に書いてるのは分かりますよ。分かりますけど、せめてね、ここでそこまで具体的に書けないのであれば、せめて私が冒頭で申し上げた現況と課題というところに、全然今の教員の資質であったりとか、今どういった指導力なのかというところを市としてどう認識してて、だからこうしたいという、こうするべきやということが全く書かれてないので、それぐらいは書くべきじゃないのかなという話なんで、今、教育振興基本計画のほうに落とそうとしてはりましたけど、逆の話を今しはったので、総合計画があっての教育振興基本計画ですよね。だから、ここのところで改めて書ける範囲の表現で、やっぱり指導力というところにも触れていただきたいんですけど、いかがですか。 ○西村隆行 委員長  どうぞ。 ◎南川 教育部副部長  ちょっと、私も言葉を捉えてであれなんですけど、本来は基本計画の下に教育振興基本計画という立てつけにはなりますけれども、昨年、つくらせていただいて、要は連動させてるという意味合いで言わせていただきたかったということでございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  私の今の話なんですけれども、私の理解が間違ってるのか分からないですけど、3-2の学校の教育力の向上というのが、3-1の子どもの生きる力を育む教育を進めていくためにされるものではないんですか。別個のものなんですかね。ちょっとそこを確認したいんですけど。 ○西村隆行 委員長  関連があるかどうか。  畑理事。 ◎畑 教育部理事  今、おっしゃいましたとおりだというふうに思います。子どもの生きる力を育む教育の推進というのは、いわゆる授業でありましたり、子どもがいる様々な教育活動に直接表れてくるものだと思います。  そういったことが充実するための指導力であったり、環境であったりということが3-2の学校の教育力の向上ということになると思います。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  であれば、今の話がありましたように、3-2を見てますと、教職員の資質向上と概要に書いてあるんですけれども、何か資質が低下しているようにとれるんですね。じゃなくて、ここの現況に書かれてるように、学校を取り巻く課題が多様化・複雑化してきて、本当に大変になってきてるんやということで、それに対応できるように資質を向上していくんやというふうなことですよね。  だから、この課題というのは、こちらの3-1のほうの子どもの生きる力を育む教育を進めるために今何が欠けているのかというのが課題であって、それによってこういうふうにやっていくんやという形の施策をあげていくというのが筋じゃないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。何か、これと別、3-1とは別のようにとれるんで、要は、3-1を進めるために先生方、教職員の資質を向上していくんやというふうな形の流れにされるほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  畑理事。 ◎畑 教育部理事  表現の仕方といいますか、そういうふうに見えてしまうということを今おっしゃったのかなと思いました。それで、決してそういうわけではございませんで、例えば、施策の中に各種研修、それから学校経営の充実等があります。これは、よりよい授業ができる、子どもがよりよい教育活動を受けるというか、自分たちがすることができるための直接的につながっていく土台となる部分でございまして、教員の力量を高めるという流れの中で3-2を設定しているという意図でございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  3-1の課題が、先ほど来、話がありましたように、子どもたちが思いやりを持って人と接して、個性を伸ばして、それからたくましく生きる力を身につける必要があるということは課題にあがったからですね。それを先生方が進めていくために、教職員の資質を向上していくということですよね。先ほどの説明でいくとそうなると思うんですが。であれば、課題はそのようなことを記述するんではないかなというふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁はできますか。今、3-1と3-2の関連ですよね。 ◆井上薫 委員  3-1と3-2が全く別個のものであるのであれば、別にいいんですけど、3-1を進めるために、要は、教職員の資質を向上させるんやということの説明をされたと思うんですよ。であれば、課題は3-1の課題を進めるための施策なり役割になってくるかと思うんですよ。  ところが何か3-1とのつながりが、ちょっとこれでは見えないので質問させてもらったんですけど。 ○西村隆行 委員長  どうですか。  畑理事。 ◎畑 教育部理事  委員のおっしゃろうとしていらっしゃることは、分かったように思うんですが、確かに、3-1子どもたちの受ける授業でありますとか、そういうことと、教員の指導力でありますとか、指導体制でありますとか、そういうこととは関連してきますので、議員が3-2の課題のところに3-1の状況がどうであるかというところが3-2の課題のところに出てくるのがよいのではないかというふうにおっしゃったと思ったんですけれども、そうなっていないので、授業は授業、教員は教員と別個になってるように感じとれるとおっしゃったのかなと、そういうことをおっしゃってるんですよね。  そういう関係性は確かにあるなとは思うんですけれども、学校の教育力が向上することがその先にある授業ですとか、教育活動が充実したり、より向上していくという関係性はあるんですけれども、教員の資質、指導力の向上という項目をあげたときに、やはりその課題はそれそのものの状況がどうであるのかということで課題を把握したり、状況を把握したり、そしてその上に今後どうしていくという、そういう構成がよいのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  井上委員、どうですか。 ◆井上薫 委員  すみません。理解が悪いので申し訳ないです。  私が質問している部分を理解していただいているのであれば、また、検討をいただければというふうに思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  計画の立てつけが、ちょっと見えないので申し訳ございませんが、3-2の学校の教育力の向上で見ていきますと、学校を取り巻く環境が過去20年前、10年前、現在、これから10年先と見ますと、PTA活動の存在というのが余り感覚的には随分と変わってきたなと思うんですが、この先どのように見られているのか。それは個人的には、余りにも地域、地域という声に学校のPTAさんの存在が薄れてるような気もしますけれども、どのように見られているか。もしくは、この計画の中でそういうディテールの中で、そういうところに触れられるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  はい。 ◎作田 教育部副部長  今、御指摘いただきましたPTA活動についてでございますが、これについては、社会団体としての活動でございまして、学校教育とは別に生涯学習のほうで担当していただいておりますので、そちらのほうで計画の中に盛り込んでいただいているかと思っております。 ◆川瀬善行 委員  分かりました。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  先ほどの議論を聞いてて、単純なことなんですけれども、指導力とかいう課題でいけば、教職員免許を持っておられて、各学校で集団を構成しているということは、指導力だとかいうのはあるという前提ですよね。その中で特別にフォローアップせなあかんという個別の問題は随時出てくるというのは当然なんですけれども、そういう上で新しいことに対してもっともっと向上させていかなあかんという定義ではないんですか。  何が言いたいのかというたら、基準があって、それをどう高めるというのではなくて、もうクリアしている集団の中でどうアップをしていくかという課題を定義してるというように見てたんですけれども、ちょっと議論を聞いてて、よく分からんようになったんで、ちょっと整理の上のために質問させてもらいます。 ○西村隆行 委員長  お願いいたします。 ◎作田 教育部副部長  先ほどから、3-1と3-2との関連性という部分について様々御意見を頂いております。3-1は子どもに対してどうしていくか。それを受けて学校の教育力の中に指導力という、今の御意見も入ってきてるんですけれども、要するに、学校の教育力というのは、もうちょっと分かりやすく言うと、学校力なんです。学校がどんだけの力を持っているか。子どもの生きる力を育むために学校に力があるかというのが3-2なんです。その学校の力の中に、もちろん施設のこともありますし、教師の指導力というものもあります。  今、西川委員がおっしゃってくださったように、教員免許を持ってますので、ある程度はクリアしているというのは、もちろんでございます。そうでないと教師にはなれないですので。それがある程度持ってた。そういう状況でもこの世の中、いろんな課題が多種多様に出てきて対応できないという部分も出てくるので、フォローアップするための指導力、あるいは、集団としての組織力が必要ではないかというので、現況の中に書かせていただいたということでございます。  それに対して、課題は指導力だけではないことは書いておりますけれども、教師の力だけではなかなかできないので、地域、あるいは周りと力を合わせながら子どもを育てていきたいという意味で3-2というものを設定しておりますので、決して、3-1と3-2がばらばらというわけではございません。子どもの生きる力を育むために学校の力を高めたい。その学校の力を高めるための現状がこれで、課題がこれだというふうな意図で書かせてもらっているということです。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、西川委員、井上委員とかもおっしゃったように、私は施策体系がやはり混同するような体系だと思います。  いわゆる、子どもの生きる力を育む教育の推進というのは、当然に教員の資質向上、指導力向上というのが大きな内容になるのかなと思うんですけれども、そういったものがこれまでは教員の資質向上で学校のそういった子どもたちの教育といったものが進められたけれども、この時代にあっては、それだけでは、教員の資質が、授業力だけでは子どもたちに対するいろんな環境がありますので、社会情勢もありますので、そういった中で学校力といったものが必要になってきた時代があるので、3-2の中の教職員の指導力の向上というのは、3-1の施策に入るのかなと思っています。  それで、先ほどおっしゃった学校力というのは、要はチーム学校でマネジメントですね。校長の学校の経営力のマネジメントの下で学校という組織に対する力を付けるということですので、教職員の指導力の向上ではないと思います。これは3-1に施策として入ることかなということであれば、すごく分かりやすいですし、だから、第5次草津市総合計画で基本方針と施策がほぼ一緒ですけれども、やはり、見直すべきだと思います。だから、現況と課題がこういう書きぶりになると思うんですね。その資質向上というのは、もちろんのことですけれども、環境が今変わってる中で、やはりいろんな保護者とか、地域の連携によって学校力といったものを構築しなければならないといった内容であれば、分かりやすいと思うので、言うなれば、学校力の向上、教育力というふうに出すので分かりにくい。チーム学校の構築とかいうのであれば、すごく分かりやすいのかなということで、そこに学校の教育力なのに、学校経営の充実とありますけれども、教職員の指導力の向上と学校経営の充実といったものが同じ基本方針の施策に入ってるというのがすごく分かりづらいのかなと思います。  そういった内容で、いわゆる現況と課題が学校経営、地域力を生かしたものに取り組まなければならないといった内容であるにもかかわらず、私たちの役割の市民のところの市民・地域で、学校公開や学校行事に積極的に参加し、学校の諸活動に協力します。単なるそういった行事とかを見に来てくださいね。それで地域との連携によって、学校の経営力が成り立つのか。いわゆるコミュニティ・スクールといったものを草津市ではやっておりますけれども、これは保護者とかの意見を反映して、共に学校づくりを進めていくというコミュニティ・スクールの活動があるので、それの市民の役割が、単なる諸活動に協力します。見に来てくださいね。それでは、昔の授業参観と同じであって、学校のそういった現況、課題、私たちの役割の行政の中と全然整合性が取れてない文章になってると思いますので、その2点ですね。施策の体系が少し混同してしまうので、学校力の向上というのであれば、そこに特化して施策を立てるべきということと、市民・地域の役割がコミュニティ・スクール、チーム学校との内容とは全然違った内容になっているということの2点について、ちょっと指摘させていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  作田副部長。 ◎作田 教育部副部長  今、御指摘いただきました2点につきましてですが、まず1点目の施策の体系をこちらに入れておくということが混乱を招くのではないか。学校力の中に教師の指導力というのはいかがなものかという御意見に対しましては、やはり、学校力の中の一番は教師の指導力なんです。学校の力になるのは、もちろん、建物がよくて、何もかもがよくてというのも大事ですが、一番基本になるのは教師の力というふうに考えております。  ただ、第5次草津市総合計画のときとよく似ているということも御指摘いただきましたが、ちょっとだけ変えてまして、ちょっとだけ変えているところはOJT体制、ここが委員が御指摘いただいてます教師一人ではできないところをOJT体制で組織としてフォローしながらという部分になるんです。  第6次草津市総合計画については、OJT体制について指導、支援を行う、これこそ学校経営の分野にも入ってまいりますので、御意見として組み換えという部分を参考にさせていただきたいと思いますが、ここに書かせてもらった意図というものを御理解いただければありがたいと思います。  2点目につきまして、26ページ、市民が学校行事に参加するだけでは駄目ではないかということは、確かにそのとおりだと思います。コミュニティ・スクールというものも出来上がって5年ほどになります。学校運営を協働でしていただくのに積極的に参加していただくということも、今後ますます必要になるかと思いますので、その部分についても参考にさせていただきたいと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  私は教職員に指導力が必要じゃないんじゃなくて、3-1に入れるべきだという、施策の見直しですね。OJTということで、概要については何も私は申し上げておりません。施策体系としてこちらのほうが、その指導力があって学校経営という二段構えになると思うので、やはり手がけて、子どもたちの教育を見るのは教職員の指導力だと。しかし、この時代的にあっては、それだけでは立ち行かない学校力、校長のマネジメント、またコミュニティ・スクールといったことがあって学校力が付くという、どちらも、だから混同するというのがすごく分かりづらいというのが、ほかの議員の方も指摘がありました。  それについては御検討いただきたいと思うんですが、それと最後に、先ほどの御答弁で非常に気になったことが、資質について何をもって測るかということで、いろんな視点があるし、分かりにくいということがありましたが、それがコミュニティ・スクールですよね。子どもたち、保護者、学校が何をもってして教職員の資質と考えるのか。それをしっかりと議論をして、やっぱりそこを合わせていかないと視点が違うので、もうそれはなかなか見づらいですというのであれば、そういった一体的な教育力というのは付かないと思いますし、また、百歩譲って、じゃあ、草津市は学校の教職員の資質というのはどういったことを思ってるのか。  さっきの御答弁でしたら、いろんな見方があるから言えませんと。じゃなくて、それは乖離があるかもしれません。保護者とかとは。でも、草津市教育委員会としては「教職員の資質というのは、こういうことだ」ということをきちんと言えないと、本当に不安で仕方がないと思います。それが保護者と意識の乖離があったとしても「草津市としては、こういうふうに目指したい」ということをきちんと持ってないと、私は教育がなかなかできないのかなと思いますので、これは意見です。特に答弁は要りませんので。  以上です。 ○西村隆行 委員長  そろそろ、この項目はよろしいでしょうか。大変関心があって、皆様から非常に貴重な御意見が出てますので、教育委員会のほうも、今検討されるとありましたので、ぜひ、しっかり検討していただいて、確実な答えをまたよろしくお願いしたいと思います。  では、次に移らせてもらってよろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  続きまして、歴史・文化分野について執行部より説明をお願いいたします。  居川教育部長。 ◎居川 教育部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、歴史・文化を御覧いただきたいと思います。  36ページをお願いいたします。  分野、歴史・文化の基本方針5-1文化財の保存と活用につきまして御説明申し上げます。  基本方針、文化財の保存と活用の概要といたしましては、本市の財産である文化財を後世に守り伝えるため、適切な保存を図るとともに、豊かな歴史文化の価値や魅力を活用するための施策の充実を図ってまいります。  また、指標は「文化財の保存と活用」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、文化財の保存と活用では、関連するSDGsの目標といたしまして、4、質の高い教育をみんなに、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、埋蔵文化財の発掘調査や草津宿本陣などの文化財調査に基づき、地域の貴重な歴史を解明するとともに、国指定史跡の適切な保存整備に着手し、文化財を次世代へつなぐ取組を進めております。  課題といたしましては、歴史・文化の価値や魅力を明らかにし、保存・継承・活用するための取組を進める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、各種文化財調査を進め、適切な保護・継承および情報発信に努めるとともに、国指定史跡の保存・整備を進め、歴史文化に親しむことができる機会をつくります。  市民・地域の役割といたしましては、歴史文化を地域学習の教材として活用し、文化財の調査・保存・継承に協力することなど、また、事業者等の役割といたしましては、文化財の保護に協力し、大学等は専門の立場から文化財の魅力を紹介することをあげております。  次に、施策でございます。  施策名①文化財の調査と保護の推進の概要といたしましては、貴重な歴史資産を次世代へ守り伝えるため、各種の文化財調査を推進し、その成果の公表と活用を進め、国指定史跡等の保存整備等に取り組みます。  施策名②歴史資産を活かしたまちづくりの概要といたしましては、文化財保存活用地域計画に基づき、地域に根差した文化財を活かした事業を展開してまいります。  施策名③歴史文化に親しむ機会の創出の概要といたしましては、歴史文化の価値や魅力を伝えるため、積極的に情報発信を行い、より多くの市民に草津の歴史文化に触れ、親しむ機会を創出し、次世代へ継承してまいります。  最後に、主要事業でございますが主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、文化財の保存と活用の説明を終わらせていただきます。  続きまして、38ページをお願いいたします。  分野、歴史・文化の基本方針5-2文化・芸術の振興につきまして御説明申し上げます。  基本方針、文化・芸術の振興の概要といたしましては、文化の薫り高い“出会い”と“交流”に満ちた活力と魅力にあふれるまちを築くため、誰もが文化に触れることができる機会を充実させるとともに、都市の魅力としての文化の創造と発展に取り組んでまいります。
     また、指標は「文化・芸術の振興」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、文化・芸術の振興では、関連するSDGsの目標といたしまして、4、質の高い教育をみんなに、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、市民の文化活動を支援するとともに、協働を基本とした文化事業に取り組んでおります。  課題といたしましては、文化を通じた交流や出会いがまちづくりに生かせるよう、文化振興施策を総合的かつ計画的に実施する必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、文化振興施策を総合的・計画的に実施し、文化に親しむことのできる機会をつくります。  市民・地域の役割といたしましては、文化・芸術の担い手としての活動や、分野、世代、地域を越えた交流を深めること、また、事業者等の役割といたしましては、市民の文化・芸術活動の支援と、市民が文化に触れる機会の提供を掲げております。  次に、施策でございます。  施策名①文化・芸術活動の推進の概要といたしましては、文化振興条例および計画に基づいて、各文化振興施策を展開し、市民の日々の創作活動の奨励と発表等の機会の場の提供を図り、より一層の文化・芸術の振興に取り組みます。  最後に、主要事業でございますが主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、文化・芸術の振興の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  歴史・文化、いつも言うてることをまた言いますけれども、5-1文化財の保存と活用の中で概要ですね。1行目に気になる言葉が書いてまして「本市の財産である文化財を後世に守り伝えるため、適切な保存を図るとともに」と書いてあるんです。たくさん、いろんな文化財が出てくると、いろんな歴史もの、財産がぽこぽこ出てくるわけですけれども、さて、適切な保存が今図られてるのかなと思ってますけれども、直結で言いますけど、そういう展示をする場合の博物館とか、そういうものは、どこを見てもここには書いてないんですが、そういうものについて検討をしておられるのか。あるいは、ここに書くことができないのか、ちょっとお尋ねしたいんですけど。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  お尋ねいただきました歴史資料等の保管、公開施設につきましては、事業としては検討を考えております。この第6次草津市総合計画の中でも課題といたしまして、市民共有の財産として保存・継承・活用するための取組を進める必要があると書かせていただいておりますし、また、地域の私たちの役割といたしまして、地域の歴史文化に親しむことができる機会、そういった機会を提供する必要があるというふうには書かせていただいているところでございますが、御指摘のように具体的な博物館と収蔵、保存施設という文字は記載させていただいておりません。  その一方で、施策の欄の②に歴史資産を活かしたまちづくりというのがございまして、その中に昨年度末に策定いたしました草津市文化財保存活用地域計画がございます。この中で、これは一昨年に策定いたしました草津市歴史文化基本構想、これをアクションプランにしたものでございますが、このプランの中の1つの項目に博物館と展示収蔵施設の検討と整備ということを明記させていただいておりまして、今後、どういった施設がどういった場所に適切な本市にとって必要なのかということを、これを基に検討させていただきたいというふうに考えておりますので御理解賜りますようによろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  事業として考えている、今おっしゃった保存、活用を地域計画の中に検討と整備という言葉が入ってるということなんですけれども、これは第6次草津市総合計画の話なんです。第6次草津市総合計画で、この長期計画の中で「やっていくぞ」ということをここで出すんですよ。歴史・文化、いつも私が申し上げてるけど、浜街道沿いにはたくさん、たくさんの財産がいっぱいあるんですよ。これを活かしたまちづくりを進めようという話をいつもしてるんです。  また言いますけど、駅前でたくさんのお金を出さんでも、浜街道を走れば、芦浦観音寺には織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、こんな名前がごろごろ出てくるんですよ。こんなものお金を出したって買えへんのですよ。こういうもの、あるいはサンヤレ踊りを見てください。また、自慢しますけど。日本遺産の認定をもろうたんですよ。  これは、八杉さんも、岩間課長さんも頑張っていただいた結果ですけれども、こういうものを展示するのに、何でこの第6次草津市総合計画に一言書いてへんのかなと。いいですよ。「こういう保存活用の計画に入ってます」とか「事業としてやっていくつもりでしてます」と言うのはいいんですけれども、やはり第6次草津市総合計画には、草津市のまちの姿勢を出すべきです。この10年、12年の間に「やっていくぞ」と。この思いを入れてほしいんですけど、どうですか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  居川部長。 ◎居川 教育部長  先ほど、課長のほうが答弁をさせていただきましたとおり、これは第6次草津市総合計画がございますように、先ほどの草津市文化財保存活用地域計画、これは今年度認定を受けたところでございます。その中で説明があったとおり、博物館等の展示施設につきましては、そこには今後の取組としては明記しておるところです。  第6次草津市総合計画を上位計画として位置付けまして、それとの整合を図りながら、昨年度から今年度にかけて、こういった文化財保存活用地域計画をつくっておりまして、そういうことで当然関連はありますし、第6次草津市総合計画に基づいて文化財保存活用地域計画がありますので、それに位置付けた事業として今後取組を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  全然、言うてることが分かってへん。意気込みを示したらどうですかと言うてるんです。その活用計画であるのはよう分かりますやん。私も行政に身を置きながら、こんなことを言うのも何やけど、第6次草津市総合計画にあがってるのと、あがってへんのと、全然意味が違うのよ。思いませんか。  だからね、やってくれはるやろうと思うんやけど、僕は今、直ちに手を付けるべきやと思ってるんですよ。そうやけど、財政的な話もあるから、時間がかかるかも分からんけど、やっぱり意気込みを示すのが、この総合計画なんですよ。だから第6次草津市総合計画に書き入れてほしい。もう答弁は要らんけど、私は書き入れるべきやと思いますので、その話を今しておきます。  例えば、全然話は変わるけれども、ちょっと時間をいただきますけど、志津に小槻神社というところがあるんです。青地町に。あそこも歴史がありますけれども、今、それこそ地域力でライトアップをしてはるんですよ。紅葉があそこはきれいなんです。そういう文化財を上手に使ってまちづくりをしようという動きが出てきてるんですよ。だから、この第6次草津市総合計画に「そういうものを建てていきますよ」という一言を書くことが、そうした市民の皆さんの地域力、市民力にプラスアルファになって出てくるんですよ。その辺を考えてほしい。  だから、いろんな計画があって「そこに入ってますよ」と言うのは、行政の意見かも分かりませんけど、何とか「博物館を建てていくよ」という意思表示をしてほしいなと思います。  もう1つ、構いませんか。 ○西村隆行 委員長  はい。 ◆山元宏和 委員  もう1つ、また違うあれですけれども、この第6次草津市総合計画を今日議論するので、ずっと見てますと、都市形成という枠があるんですが、そこに基本方針の中に良好な景観の保全と創出というのが概要にあるんですが、その概要の中に「歴史景観の保全と活用」という言葉が出てあるんですけど、これは御存じですか。お尋ねします。 ○西村隆行 委員長  どうぞ。 ◎岩間 歴史文化財課長  良好な景観の保全と創出の中に歴史景観の保全と活用が出ておりますことは存じ上げております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  これは歴史文化財課としては、議論はしてはるんですか。このことについて。 ○西村隆行 委員長  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  近年、マンションの建築等が本陣周辺で進んでまいりましたこともありまして、このまちなみ、あるいは、登録文化財という文化財が今後存続していけるのかというような課題が出てまいりました。その段階で景観の担当と話をさせていただく機会がございます。  先ほど申し上げました私どもの策定いたしました草津市歴史文化基本構想の続きに、昨年度末に策定いたしました草津市文化財保存活用地域計画、この計画は歴史文化だけではなしに、ほかの町内、あるいはまちづくり協議会さん等市ぐるみでの計画でございます。その中に草津市景観形成ガイドライン、これに沿った指導を今後もしていくということを明記させていただいておりますように、今の状況が必ずしも良好かどうか検討をする必要はありますが、今後もできる中でまちの景観の、例えば建物のひさしのつけ方の角度とか、色とか、そういったものを一緒に連携しながら指導させていただけるような立場でおりたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  この歴史景観の保全活用というのは、私が言いたいのは、草津にはたくさんこういう歴史景観というのがあるんです。何も新しくお金をかけて物をつくっていくのではなくして、私らの先祖代々がつくり上げてきた景観があるんです。これを大事にしていくということは、とてもいいことやと思っているんですけれどもね。  今、都市形成の分野の中でこれを書き入れていただいているので、できればここの歴史・文化の中にも、この間、観光の話をしましたけど、縦割りは市役所十八番の姿ですけれども、横の連携をとって進めてほしい。下笠町でも今、歴史景観ということで委員会をつくってやっていますけど、この4月に担当さんが変わった途端にストップになってしまって、全然動きがないんですけど、また頑張って動かそうとは思っていますけれども、できたら歴史・文化の関係と今の都市形成が連携するように、ここに一考入れていただいたりするとありがたいと思うので、ちょっと意見として申し上げておきます。  以上です。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  山元委員と同じ意見です。観光の分野でも話題にあがってたんですけれども、観光のまちづくりをここに書かれてますように、歴史資産を活かしたまちづくりというふうに施策であげてもらってますが、同じように、歴史資産を活かした観光のまちづくりという部分も施策としてここへ入れていただければ、今、言っていただきました資料館の整備という部分、文言も入れていただけるんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  御指摘のとおり、文化財の活用を考えたときに、大きな目的の1つに観光活用がございます。そのほかにも、地域に住む人々がその地域の歴史・文化を知ることによって、地域の歴史を知り、郷土愛を感じることができる。あるいは、地域の学校教育の中で地域を知る。幾つかの活用といった面での目的があろうかと思いますので、今回の第6次草津市総合計画の中でも、そういった活用ができるよう、様々な事業を展開したいというふうに考えておりますが、複数の活用方法がある中で観光を特質することは、これまでもそうなんですけれども、今回はそこではさせていただいていないというのが実態でございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  検討はいただけないということですか。 ○西村隆行 委員長  居川部長。 ◎居川 教育部長  今、観光を生かして、そういった歴史資産を活かして観光につなげると、これは非常に大事なことだと考えております。これにつきましても、先ほど申し上げました草津市の文化財保存活用地域計画というものをつくっておりまして、その中でそういった短期、中期、長期と、そういう計画の中で文化財の周遊ルートの検討であるとか、観光につながるようなことで、文化財を活用していくということを事業として掲げておりますので、その中で着実に進めてまいりたいと考えておりますので、ちょっとここの第6次草津市総合計画の中でいろいろなほかの事業もございますので、観光以外とか活用の方法というのがほかにもあるということで、そこだけを総合計画であげるのではなくて、文化財保存活用地域計画の中でやっていくということを活かしたまちづくりという施策であげさせてもらったところですので御理解いただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  確認です。要は、記述については検討しないということが今の回答ですね。 ◎居川 教育部長  このままでお願いします。 ◆井上薫 委員  分かりました。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今の関連です。検討をしないということですけれども、商工観光の第6次草津市総合計画の中で、地域の特性を生かした魅力ある観光事業を展開します。地域の特性を生かした魅力あるということは文化財がほぼほぼだと思うんです。それだけじゃありませんけれども。そういった中で市の施策として大きく、やはり文化財を観光の資源として取り組むというのは、第6次草津市総合計画に書いてこそ、それが連携して取り組めると思うので、個別計画より上位計画のほうで私は書かないと「思っています」と言ってても、やはり表現として第6次草津市総合計画に観光資源として活用する。日本遺産というのは、単なる保護じゃなくて、活用をしなさいといったものが目的になっておりますので、ここで観光の資源としてこの10年間の中で書かないといったことは、私はとても納得ができませんので御検討をよろしくお願いしたいと思いますが、検討もしないといった今のお言葉でしたので、ちょっと納得がいきませんのでいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  居川部長。 ◎居川 教育部長  すみません。ちょっと言い方が申し訳ない。検討しないというか、このままで、一応、原案でいかせていただきたいなということでは申し上げたつもりですが、今おっしゃってるような観光という分野との関連、当然、今までからも連携はしてますけれども必要性は感じているところでございます。全体、第6次草津市総合計画という中で何らかの記述が、観光ということとほかの観光の分野との整合を図る中でどういう書きぶりができるかというのは、ちょっと検討はさせてもらってます。一応、そういう考えですけど。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  文化庁の考え方も今は活用に重きをおいております。そういった中で観光の資源として取り組んでいくということが、第6次草津市総合計画に書かないというのが私としては、ちょっと姿勢を疑う。一応、商工観光の分野では書いてあるんですね。地域の特性を生かした魅力ある観光事業で、そのときに、多分、山元議員やったか、文化財の活用はどうなんですかと言ったときに、それはもう文化財のほうでまた連携しますという話をされてた中で、今、最後に居川部長が検討もという消極的ではございますが、しないとは言っておられないので、そういった様々な生かしてこそ文化財といったものは継承されると思いますので、やっぱり観光資源として魅力あるものとして、施策としてきちんと計画に入れていただきたいことを要望いたします。  以上です。 ◆山元宏和 委員  委員長、構へん。 ○西村隆行 委員長  はい。完結に。 ◆山元宏和 委員  今の部長が言うてくれはるのも分かるけどね、僕らもほんま、必死なんよ。これ、企画調整課長さんに振るけど、企画調整課長さん、こういう縦割りをやめて、我々は文化財を守って、文化財を活用していこうと言うてるし、観光化していこうと。草津市にどんどん人に入ってもらおうと思ってるんやけど、相対的に見てくれへんやろうか。この計画の中に入れてもらえへんやろうか、どうですか。 ○西村隆行 委員長  答弁できますか。  はい。 ◎小川 企画調整課長  今、おっしゃっていただきました組織の部分とか、そういう横の連携ですね。そういったところは非常に重要な視点でございますので、観光という視点の部分での横の連携は当然必要な視点でございますので、すみません。今、即答はでき兼ねるんですけれども、頂いた御指摘も踏まえまして、そうですね。 ◆山元宏和 委員  やります。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  1つ質問させていただきたいことがありまして、この歴史という文化財とか、本当に大事なことやと。これも、私、山元議員から洗脳されたと思うんですけど、ここでもこれだけ聞いてると、本当にすごいなと。草津市に対する愛着も沸いてきます。これ、草津市というのは7割以上が転入者で、文教厚生常任委員会でも話をしましたけど、ほとんどの方が知らないんですよね、やっぱり。その意味から、この方針の中で活用、公開、あるいは市民の皆さんが共有できるようなと書いてあるんですけれども、昔から多分同じことを思っておられると。これからの時代に向けて、それをどのようにしようというイメージはあるのか、ちょっとお聞きしたいと。そうでないと、これ、昭和の計画でも全く同じかなと。  ということは、文教厚生常任委員会でも話をしましたけど、なかなか改善してないんです。山元議員がまちかどで全部叫ばれたら、大分増えると思いますけど、そういうこともできませんので、なかなか広がらない。それが昔の計画のままであれば、この10年先、何だろうなという気がします。  ですから、これからの時代、政府の方針も出てますね。Socity5.0の時代ですと。デジタル化ですと。いろんなことが出てます。それを踏まえて、こういったことを方針として持っていく何かイメージを持っておられるかどうか。なければ、ちょっとまた御意見をさせていただきたいと思うのでよろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  岩間課長。 ◎岩間 歴史文化財課長  先ほどからお話に出ておりますように、例えば、日本遺産という枠組みは文化庁が定めておる一方で、観光を目的とした枠組みでございますし、一昨年、文化財保護法が改正されたのも、今後の観光活用等を含めての改正でございます。  そのような背景を考えますと、今、これから草津宿本陣、あるいは芦浦観音寺跡の整備のほうも計画させていただいておりますし、今後、野路小野山遺跡の整備も進めていく状況にございますので、そういったものは整備ができた暁には、もちろん、いろんな市内外から来ていただける、そういうようなイメージを持って取り組んでいきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  まさしく、今、日本遺産認定でいろんなことを言われてましたけど、それは昭和の時代と余り変わらないなと思います。  例えば、そういう展示館をつくるという話もありましたけど、その前にすぐにやるのであれば、デジタルアーカイブって、今日本全国でも物すごい進んでるんですね。国会も、国会図書館もそれを進めてますし、そういったデジタルアーカイブを使って、この間の新選組の忘れ物ですか。あれも見ようと思っても、見れないじゃないですか。市民の人も、全国の人も、ニュースで見ても展示が終わってしまえば。そういうときにデジタルアーカイブにするとか、あるいは、八杉さんもよく知っておられますけど、例えば、立木神社、ほかの人がぱっと調べて、インターネットを見ても、何も情報がなかったんですよね。で、街道交流館の協力を得て、大阪や京都の人が集まって書籍を調べて立木神社のウィキペディアを書きましたよね。ああやって市民ぐるみで、文化財の発信もできるわけですね。  そういったこれからの時代の発信の仕方、これからの時代の活用の仕方というのを何かここで一言入れておかないと、この下の計画にそれが反映できないと思うんです。ですから、何か1つでもいいので、そういったことを入れていただきたいと。新しい時代の第6次草津市総合計画なんですから、ぜひその辺は検討いただきたいなというふうに思います。どうでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎岩間 歴史文化財課長  先ほどから出ております草津市文化財保存活用地域計画の中には、平成、令和に向けた、いわゆる新しい手法での文化財の普及啓発方法も記載させていただいているところでございますので、そういった事業展開は進めてまいりたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  分かりました。そちらでやられるのは、それはしょうがないですけど、これってそういったデジタル化とか、そういう対応って日本国が総力をあげて今からやろうとする社会のつくり方なんです。ですから、ぜひ、第6次草津市総合計画にも載ってたら、私としてはうれしいですけれども、各事業でやられるというのであれば、そのときにまたお話をさせていただいて協力させていただきたいと思いますので、検討できることがあれば、よろしくお願いいたします。  これで結構です。 ○西村隆行 委員長  では、次の項目にいってよろしいでしょうか。特に、今の歴史・文化に関しましては、非常に従来からの御意見がございましたので、これこそ総合力を発揮するところと思いますので、特に、企画調整課が中心になっていただいて、今のいろんな御指摘を検討されるということでございますのでよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、生涯学習・スポーツ分野について説明員の配席の関係で、申し訳ありませんが、この分野のうち、生涯学習の推進について、説明員の配席の関係で申し訳ありませんが、この分野のうち、生涯学習の推進について執行部より御説明をお願いいたします。 ◎居川 教育部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、生涯学習・スポーツを御覧いただきたいと思います。  30ページをお願いいたします。  分野、生涯学習・スポーツの基本方針4-1生涯学習の推進につきまして御説明申し上げます。  基本方針、生涯学習の推進の概要といたしましては、市民が心豊かに生きがいをもって生活を送れるよう、生涯学習情報の提供と学習機会の充実を図ってまいります。  また、指標は「生涯学習の推進」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、生涯学習の推進では関連するSDGsの目標といたしまして、3、すべての人に健康と福祉を、4、質の高い教育をみんなに、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。
     現況といたしましては、学びを通じた生きがいの発見の機会づくりは、市民が生涯にわたって豊かで健康的な生活を送る上で、ますます欠かせないものとなっております。  課題といたしましては、多様な生涯学習ニーズに応えられるよう、生涯学習機会の充実を図りながら、市民の豊かで健康的な生活を支援する取組を進める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、ボランティアとともに学習機会の提供・情報提供を図るとともに、地域協働合校の推進により、大人と子どもが学び合い、協働する社会を目指します。  市民・地域の役割といたしましては、学びを通じての知恵や知識、教養の取得や、地域の学習活動に参画いただくことにより、子どもと大人の協働による学び合いを実現すること、また、事業者等の役割といたしましては、市が主催する講座等への協賛や支援、また、より専門性の高い知識等を地域の学習活動に還元いただくことをあげております。  次に、施策でございます。  施策名①家庭・地域での学びの充実の概要といたしましては、学校等の学習活動を大人が支えることにより、学びの効果を高めるとともに、地域人材による家庭教育や学校教育の支援を進め、大人と子どもが共に育つまちづくりの推進に取り組みます。  施策名②生涯学習機会の充実の概要といたしましては、大学等と連携した学習機会の提供や、学習ボランティアによる学びの還元を図るとともに、図書館の充実と利用の促進を進めてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、生涯学習の推進の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  これもやはり昭和の時代のお話かなということで、今、人生100年時代と言われている中に、そういった視点はどこかにあるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  上原課長。 ◎上原 生涯学習課長  こちらの基本構想のほうにも書かせていただいておりますように、今、西垣委員がおっしゃってくださったとおり、生涯100年時代ということで、そういったリカレント教育なども含めました全体的な、いつ、どこで、誰が、何度でもという形で学びができるように、こちらの行政といたしましても、そういった機会の充実に努めたいというふうに考えておるところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、おっしゃってた学びのリカレント教育をおっしゃられましたね。そういったことが見て取れないんですね。多様な生涯学習ニーズということの一言に含まれてるのかもしれませんが、やはり学び直し、生きがいというか、やはり第二の人生、多様な人生の再設計というのがありますので、やはり定年退職して長い期間があって、時代がそういう時代になってるので、そういった時代の変化が読み取れない。これまでの単なる生涯学習をずっと続けられるようなという視点があるので、また、アクティブシニアの方とか、様々な分野で活躍ができるとか、そういった視点を少し入れていただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  上原課長。 ◎上原 生涯学習課長  今、委員さんがおっしゃってくださいましたとおり、そういったことが非常に大事な重要なことだと考えております。  リカレント教育という単語につきましては、こちらのほうが生涯学習のほうがより広義で、リカレント教育ですと、特に、キャリアアップを目指したり、定年後の再就職、また、休職後の仕事の復帰に向けてなど、働くことを前提に仕事に生かせるような知識を学ぶという教育制度かと思いますので、生涯学習はそういった仕事に向けての知識の学びも含みますけれども、それ以外にも、趣味や生きがいづくりなどを目的とした仕事に直結しないものも含んでおりますために、こういったリカレント教育よりも、さらに生涯学習のほうを広義の言葉として、こちらの表現で書かせていただいているところでございますので、この中に広くいろんなライフステージにおけるそれぞれのたくさんの様々な対象の方がいらっしゃいますし、それぞれのライフステージがあるかと思います。誰もが生涯にわたって学べるという一言で総括しているというふうに考えていただければ幸いでございます。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そのような説明を受けると、そうかなと思うんですが、これってやっぱり文字での表現て、第6次草津市総合計画というものはそういうものですよね。やはり、時代の変化が読み取れないと、結局はなかなか市民の方にも伝わらない。また、施策としても具体的なものが取り組めないのかなということで、施策の生涯学習機会の充実ということにも、もう少し概要でそこのところに触れられるとか、もしもそのように思っていらっしゃるのであれば、この人生100年時代という視点が見て取れるような表現を少し加えていただければと思いますので、よろしく御検討をいただきますようお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  こちら、基本構想のほうに心を育むまちのページで生涯学習・スポーツの項目のところで、人生100年時代を見据えという文言を入れさせていただいておりまして、これを踏まえて第6次草津市総合計画という形で記載させていただいておりますので御了承いただきたく存じます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それであれば、なおさら、実行部隊であるようなこちらの課がそれを示すべきではないかと私は思います。意見です。 ○西村隆行 委員長  では、次にいかせていただいてよろしゅうございますか。  山元委員。 ◆山元宏和 委員  地域協働合校、さっき言いましたけど、平成10年頃に川瀬正良先生が出してくれはった、その後に子どもと大人が学び合うという、そういう形で、あのときは10年、15年がたってからでしたが変えていこうということで、先生に再度確認をとりながら子どもと大人が学び合いをということで出していた。  この総合計画で、どこかで言うたかも分からんのですけれども、やはり10年、15年たってくると、一遍足元を見詰め直そうということが必要やろうと思います。  地域協働合校も、もうそういうことから言うと何十年もたってますので、その理念というのは、やはりずっと受け継いでおられるんですか。 ○西村隆行 委員長  上原課長。 ◎上原 生涯学習課長  今、委員おっしゃってくださいましたとおり、平成10年からという長きにわたりまして地域協働合校を展開してまいりました。各それぞれの地域において、それぞれの特色を生かしながら実績を積んできていただいておりますし、一定の評価も得てるのではないかというふうに考えております。  そういった理念を受け継ぎつつも、やはり時代の中で、これまでですと地域が学校の中に入るという、学びを大人が支えるというところに重きを置かれていたかと思いますけれども、さらに、それプラス大人の側が、地域のほうが子どもと関わり合うことによって、自分の生きがいであったりとか、社会に貢献しているという満足感といったものも得られるので、そちらの相乗効果的に子どもと大人が学び合って、共に育っていけるようにというような表現で書かせていただいているところでございます。  また、地域協働合校につきましては、これまでこの事業を単独で進めてきたところではございますけれども、現在、国のほうからコミュニティ・スクールとの一体的な推進というものをうたわれております。  そういった中で、地域協働合校だけではなく、学校運営とともに新たな展開を迎えているところかと思いますので、これからさらに地域、また家庭、学校が一体となって社会全体で学びを進めていけるように努めていきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  山元委員。 ◆山元宏和 委員  そういうことで一遍ね、ここに入れられたら地域協働合校の理念を生かしながら、再度方向性について検討するとか、別にやめなさいと言うてるわけやないんですよ。理念を今の時代に合わせて、変えていくなら変えていくで、川瀬先生の思いを受け継ぎながら進めていったらいいのかなと。本当に、ある意味、すばらしい教育を先生にしていただいたと思ってるんですけど、そういうところで、ちょっとそういうのが一個入ったらうれしいなと思いますし、今、課長さんがおっしゃった先ほど来言うてます、学校、地域、家庭が子どもの育て方に関わっていくという、みんなで子育てをしていくんやということをどこかに書き入れてもらったらうれしいなと思います。もう答えは要りません。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  先ほど、学校のPTAの位置付けを確認させていただいたときに、社会教育団体だからということで、この単元で確認するようにという返事を頂きました。  ここで見て、私自身が個人的には何らかの形でというのは、PTAさんの活動自体がここ何年間で随分と形が変わってきていると。向こうは、やはり期待するところをどこかで表現していくことによって、より好ましいというのか、期待できるPTA活動の像の確実的なものがつくれるんじゃないかという意味合いなんですが、ここの単元で、どこでできるか。多分、私は学習活動を通じてて、ここじゃないと読みますけれども、そういう部分がこの中にディテールで入るとしたら、どのような形になるんでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○西村隆行 委員長  上原課長。 ◎上原 生涯学習課長  PTA問題につきましては、大変難しい状況になっているかと思っております。各学校には単位PTAがございます。幼稚園、小学校、中学校とそれぞれございまして、それぞれの代表の方に集まっていただいて市のPTA連絡協議会というものがございます。こちらも任意団体でございまして、社会教育関係団体という形で御登録をいただいている形になっております。  PTAの支援という部分につきましては、私どものほうが家庭教育推進費というのがございまして、そちらの推進事業の中で各単位PTAさんで実施されている家庭教育の学習機会などで補助をさせていただいたり、また、市が主催となって保護者の皆さんのニーズをくみ取りながら、どういった講座・講演が必要かというのをお聞きしながら、そのニーズに沿った講演会、学習機会などを提供させていただくというような事業を行っております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  今、現況の認識としたら、その範囲で認識してくださいというふうに聞こえたんですが、私自身は学校を支える、ある意味ではサポーター部分があって、生涯学習という枠組みだけではとどまらないようなイメージを持ってたわけなんです。  ちょっと、そういうところで、ここで聞けと言われたので、あえて聞かせていただきましたけれども、意見とすれば、やはり学校を取り巻く環境の中にPTAさんの存在、ある程度匂い、香りが入るような計画書の表現があれば、好ましいんじゃないかと考えます。私の個人的な意見ですので、返答は結構です。 ○西村隆行 委員長  では、次に行かせていただいてよろしゅうございますか。              (「なし」の声あり) ○西村隆行 委員長  なければ、生涯学習・スポーツ分野のうち、生涯学習に対する質疑を終わりまして、次に、スポーツの充実についてを行いますが、説明員の交代がありますのでよろしくお願いいたします。                (説明員交代) ○西村隆行 委員長  それでは、生涯学習・スポーツ分野のうち、スポーツの充実について執行部より説明をお願いいたします。  居川部長。 ◎居川 教育部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、生涯学習・スポーツを御覧いただきたいと思います。  32ページをお願いいたします。  分野、生涯学習・スポーツの基本方針4-2スポーツの充実につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、スポーツの充実の概要といたしましては、市民が健康で心豊かに生きがいをもって生活を送れるよう、草津市スポーツ推進計画に基づくスポーツ文化の醸成されたまちづくりを進めてまいります。  また、指標は「スポーツの充実」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、スポーツの充実では、関連するSDGsの目標といたしまして、3、すべての人に健康と福祉を、4、質の高い教育をみんなに、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、市民一人一人が豊かなスポーツライフを楽しむことができるようスポーツを推進し、社会体育施設の整備や充実を図っております。  課題といたしましては、市民のスポーツに対する関心や機運の高まりの中、関係団体との連携、協力を強化しながらスポーツ活動の支援を行うとともに、第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会に向けた取組を進める必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、スポーツ関係団体と連携し、市民のスポーツ活動を促進するとともに、第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会の開催に向けての施設整備など、大会の成功に向けて産官学民総ぐるみで取り組みます。  市民・地域の役割といたしましては、スポーツを継続して行うことで健康増進を図り、スポーツを通じた交流により地域の活性化につなげること、また、事業者等の役割といたしましては、市が主催するスポーツイベント等への協賛や支援、また、より専門性の高い知識等を地域のスポーツ活動に還元いただくことを掲げております。  次に、施策でございます。  施策名①スポーツ活動の推進の概要といたしましては、生涯スポーツ、競技スポーツ等の市民スポーツの活動を進めるため、スポーツ協会等との協働による推進体制を強化し、各種事業を効率的・効果的に取り組みます。  施策名②スポーツ環境の充実の概要といたしましては、施設の適正な維持管理を行い、指導者等の育成を図り、誰もが快適にスポーツができる環境を整えるとともに、国内トップレベルのスポーツ等の観戦機会の充実を図り、スポーツに対する関心を高めてまいります。  施策名③第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会の開催の概要といたしましては、令和6年開催予定の本大会に向けた取組により、市民のスポーツ健康づくりの推進やまちの活性化につなげてまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、スポーツの充実の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  YMITアリーナとか市立プールといった、いわゆる全国大会ができるような競技場ができるんですけれども、それによってスポーツによるまちづくりという観点は市としてないんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  今おっしゃっていただきましたスポーツの多面的な効果とか、スポーツを通じたまちづくり、その中には地域の経済活性化みたいなこともあれば、人とつながりによる地域住民の活力というところもあるというふうに感じております。具体的な記載はここにはないのですが、それを進めていくためにスポーツ活動の推進であるとか、スポーツ環境の充実ということを記載しております。  また、一人一人の豊かなスポーツライフを進めていくということで、そういうことも努めていきたいと考えておりますが、そういった記載をより具体的に書くほうがよいなということも、今、お聞きして思いましたので、そのことも検討していきたいと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そのように御検討ということで、スポーツに対する関心だけにとどまらず、やはりそういった観点での表現を、第5次草津市総合計画と同じ書きぶりですので、またよろしくお願いいたします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  現況の中で「社会体育施設の整備や充実を図っています」ということを書いていただくんですが、この話をいつもさせていただくと「足りてるんですか」というお話をさせていただくと「足りてない」という認識をお持ちなんですができないと。また「図れない」という言葉が返ってきてるんで、この10年間を見据えた第6次草津市総合計画の中では、最終がプールではなくて、ここから、今、西垣委員がおっしゃいましたけれども、スポーツを通じたまちづくりを行っていただきたいという思いがあるんですが、ここら辺のことは、少しは変化をさせようという思いなんでしょうか。確認したいと思います。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  さらなる社会体育施設の充実、整備というところでございます。今後、予定しているところにつきましては、例えば、志津グラウンドが今、クリーンセンターの用地になったためになくなっております。そういう部分も含めて、住民の皆さんからはスポーツ活動をする場所が不足しているということはお聞きしていたり、また、利便性という観点では予約がインターネット予約でできないということも含めて、住民の皆さんのニーズとして社会体育施設をさらに充実、整備するという方向については承知をしているというところです。  野村グラウンドの2期工事でありますとか、草津川跡地公園を使った運動スペースでありますとか、志津運動公園を今後つくっていくみたいなことでありますとか、また、公園施設ではありますが、野路公園の中でもグラウンドのようなものもできてまいりますし、様々な観点から住民の皆さんが活動しやすい場所が身近にできるように努めていきたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  非常に前向きな話を言っていただいていると思うのでありがとうございます。  農業者トレーニングセンターのトレーニングのところが山田にありました。あれがなくなったときに、あれは農業者の人のための施設であるという説明があったんですが、数十年の歴史の中では、あれは体育施設であるという草津市民の認識もありましたので、そういう認識の変化があるということも、ぜひとも経年の変化の中であるということも御認識いただければありがたいと思っています。  それから、もう1点、よろしいですか。 ○西村隆行 委員長  はい。 ◆奥村恭弘 委員  実際に、この施策②のところにスポーツ環境の充実ということで書いていただいているんですが、国内トップレベル級のスポーツ等の観戦機会の充実を図り云々と書いてますけれども、これは具体的には、こういう方向性で誘致じゃないですけれども、していきたいという思いなんでしょうか。各種の大会が当然ありますので、前回もYMITアリーナでバレーボールのBリーグの試合とか、バスケットボールのVリーグも、もしかするときたりするということもあり得るかもしれませんので、思いとしてはどういう思いをされてるのか、少し聞かせてもらえるとありがたいです。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  御指摘いただきましたとおり、YMITアリーナができまして、観客席も大変多うございますので、VリーグやBリーグのようなプロ選手の試合が間近に見れるということが整ってきたということでございますし、また、プールもできてまいりますと、特に、飛び込みなんか、もしくは稼働床で水深が深いようなプール、競技性の高いようなプールができますと、全国大会や規模の大きな大会が誘致するということもできます。
     また、YMITアリーナでは、にぎわい創出会議という中でいろんなことのイベントをしながら、スポーツイベントも含みますけど、広域でお客さんを呼んでくるというような中心市街地活性化の観点も含んでおりますので、そんなことも含めてやっていきたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  もう1点だけ、第79回国民スポーツ大会、それから第24回障害者スポーツ大会の話になるんですが、非常に厳しい状況になってきてると思います。当然ながら、滋賀県としては、三重県の後なのか、ちょっと遅れてなのか分かりませんけれども、実施に向けて進めていくようにされてると思うんですけれども、これと第6次草津市総合計画と違うことになってしまったときに評価的にはどういうふうになるのかなと。  これはもう社会的状況の中で変化が起こってしまうんですけれども、ここに書いた以上、これは大きな進めるべき課題だというふうに、施策だと思っているんですが、そういう評価の仕方というのはどういうふうになるのか、ちょっと心配をしておりますので、それだけお聞かせください。 ○西村隆行 委員長  藤崎推進室長。 ◎藤崎 スポーツ大会推進室長  第79回国民スポーツ大会・第24回障害者スポーツ大会につきましては、令和6年開催の内定の状況で取組を進めさせていただいているところですので、現計画については、このような形で記載させていただいているところですが、今後の状況によりましては令和7年の開催等も見込まれることもありますので、その状況も踏まえまして第1期の計画につきましての記載の方法等も考えながら進めていきたいと思ってますが、この取組につきましては、開催年度だけではなくて、それまでの取組につきましても、スポーツ推進につきまして、非常に大きな効果がございますので、この計画にはしっかりと位置付けてスポーツの充実に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  どうもありがとうございました。意気込みはよく分かりましたのでありがとうございました。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  この概要で、スポーツ推進計画に基づくと、このような切り口になってますけれども、このスポーツ推進計画は既にあるものなのか、改めて年度が始まってから計画をつくるものなのか、定期的に中期計画でこの12年間を回っていくのか、ちょっと概要の進め方についてスポーツ推進計画をどのように進めるのか教えてください。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  スポーツ推進計画につきましては、まず現状は、平成29年度からスタートで今年度までを計画期間としています。その目標はオール草津で取り組むということで関係団体、関係機関が、もしくは住民の皆さんも含めてスポーツということをどんどん取り組んでいこうというようなスタンス、趣旨になっています。  来年度から5年間の計画につきましては、現在、計画の改定作業をしておりまして、来週第2回目の委員会を開催させていただくという運びになっています。  現状の動きでは、するスポーツから見る、支える、もしくは知るというようなスポーツの関わり方の多様性みたいなことであるとか、先ほども経済活性化みたいなこともありましたけど、スポーツから得られる多面的な効果、感動みたいなこともそうですし、体を動かすということだけではない、いろんな効能みたいなこともみんなが味わっていこうということもありますので、今は、第2期計画に向けてすごく幅広の総合的なスポーツの計画になっていく。また、健幸都市ということが加わってきましたので、生涯活躍とか、健康長寿ということも意識した計画にしてまいりたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  今、幅広くという中に、やはり健康、スポーツ、例えば、ウォーキングであったあり、それからレジャーを含む、やはりそのような場面というか、いわゆるスポーツに対する、促進していくための素材をこういうスポーツ推進計画の中にうたい込むようなイメージを思ったらいいでしょうか。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  例えば、健幸都市では、健康ツーリズムのように、健康をターゲットにしてお客さんを観光と結びつけてというのがありますが、スポーツツーリズムというような言葉もございまして、分かりやすく言うとビワイチのようなこともあるんですが、健康や運動、スポーツと観光みたいなところとかも結びつけながら、人の関わりやつながりとまちの活性化みたいなことについても進めていきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。そうしますと、そういう計画の中に新たなイベントが生まれるという期待もすることは可能でしょうか。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  現在計画している中でも、これまでは市やスポーツ協会のような公共に近いような主催イベント、駅伝でありますとか、チャレンジスポーツデーということが多かったのですが、来年度に向けてはランフェスティバルというような走るということと楽しむということを民間主導のイベントして、今、連携した会議を立ち上げたというところでもございまして、ツーリズムもそうですけれども、民間の力をより生かしながら、そんなことも進めていきたいと考えております。 ◆川瀬善行 委員  ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  すみません。確認なんですけど、このスポーツの充実という目的というのが、健康な体力づくりのためのスポーツを進めていくんやという理解、これを見させていただくとそうなるんですけれども、ここには一個も競技力の向上の部分はないんですけどね。競技力の向上というのは、草津市としては、どこか別にあるんですか。そこをちょっと確認したいんですけど。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  先ほど申し上げたスポーツ推進計画の中では、競技力の向上、競技スポーツの推進というようなこともございまして、例えば、県民体育大会に草津市民の方が代表として参加されて、たくさんの方が参加されたり、また、上位に入賞されるということを評価指標にもしたりして、競技力についても着眼しながらやっています。  今、5つの指標をもっていまして、子ども体力向上では、体力テストの結果、また、生涯スポーツ活動では、スポーツの実施率、先ほど申し上げた競技力の向上のような5観点でそういう計測をしているのですが、新しいスポーツの計画においても競技力や子どものスポーツやスポーツによる地域の活性化みたいなことも指標に入れながら進めていきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  今言われたのは、競技力向上なんか、第6次草津市総合計画の中ではスポーツの充実についての市民の満足度だけが指標になってるんですけれども、今言われたのは、競技力の向上とかいう部分については、スポーツ推進計画の中で入れるという理解ですか。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  おっしゃるとおりでございます。今現状でも、スポーツ推進計画の中に指標としておいてございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  はい、分かりました。スポーツ推進計画に基づくと書かれてるので、スポーツ推進計画が第6次草津市総合計画よりも上位計画のようにとれるんですけど、そのあたりはどうなんですか。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  もちろん、第6次草津市総合計画のほうが上位でございますが、スポーツの充実に関わっては、この計画によって進めていくという言葉として採用しているのですが、ちょっと受け止め方が難しいのか、ちょっと表現を考えるかもしれませんが、趣旨としては総合計画に基づいて、それの下位の計画であるスポーツ計画にさらに細かく位置付けて具体的に取り組んでいくというようなところでございます。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  私の記憶では、スポーツ人口を増やしていこうと。それは健康づくりのためですよね。今までの指標もスポーツに取り組む人口の割合とか、そういった指標があげられていたと思うんですけれども、そういったものはスポーツ推進計画のほうにあげられて、ここでは、今の市民の健康づくりのためのスポーツだけという形での内容になってくるということなんですね。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  御指摘のように、スポーツの推進状況を推しはかるためには、様々な観点から指標が必要だなと考えております。例えば、社会体育施設をどんだけの方が利用されたか、そんな方がどんどん増えていくのか。広域のイベントにどんだけの方が草津に来ていただいたとか、市民の方に参加いただいた、もしくは、支えてくださるボランティアや運営スタッフの方がどんだけ来てくださったかみたいなことも推しはかる上では必要だと考えておりまして、そういう幾つかの観点の指標がスポーツ推進計画でこれから検討しながら定めていこうというふうにしているんですけれども、一方で、第6次草津市総合計画に掲げているスポーツの充実についての満足度というのが、私もそうですけど、ピンとリンクするのかというのは、すごいあるんだなと感じております。  これは第6次草津市総合計画全体の指標の立て方として、この項目について、こういう取組を毎年したということを幾つか列記された中で、市民意識調査でこんな取組を新しい取組をされていいねというところが満足度の評価に毎年毎年されていってるというところがあって、先ほど、冒頭に小川課長のほうから申し上げましたように、指標にばらつきがあるので、一定、こういうふうに統一されたというふうに承知しております。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  すみません、くどくて。これ、第6次草津市総合計画であるんで、スポーツの充実であるならば、市民の健康づくりのためにスポーツ人口を増やしていくんやと。スポーツに関心をもってもらうように進めていくんやというのもあり、もう1つ競技力の向上という部分も、やはりここにはあげていくべきではないかなと思いますので、また検討いただければありがたいなと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  2点ですが、1つは施策③のところで年度も入ってるんですが、先ほど、厳しいという具合にあったんですけども、今日の新聞記事に載っています。こういう年度というのは変えないとはおっしゃってないんでどうかなというのが1つ、もう1つは課題のところで、深刻な経済状況がこれもまた日々報道されている中で、従来どおりの方向でいいのかどうか、この2点について。 ○西村隆行 委員長  お願いします。  推進室長。 ◎藤崎 スポーツ大会推進室長  施策③の概要に書いております年度につきましては、今後の状況も踏まえまして修正のほうも踏まえて検討のほうを進めさせていただきたいと思っております。 ○西村隆行 委員長  どうぞ。 ◎織田 スポーツ保健課長  コロナ禍ということもあって、新しい生活様式の中でスポーツの実施の在り方みたいなこともどんどん変わっていくということがあると承知しております。  ただ、ウィルスに関するいろんな薬であるとか、ワクチンが開発されてくる中で5年後、10年後にどうなってくるのかというのがまだ見通せないということがありまして、現時点では、一番初めにあるコロナのことについての記述でとどめているんですけれども、スポーツ推進計画の中では、例えば、動画を見たりというようなスポーツそのものの在り方、たくさんいっぱい集まってくるというようなことも、ちょっと変わってくるのかなということも考えております。 ○西村隆行 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  スポーツの推進そのものは、それはそれで地域的に市民の間に広めていくというのは、いつの時代でも変わらんし、一層、広めていくというのは大事だと思ってるんです。  ただ、経済状況の大変化みたいなものが今ある中で検討がされてるのかどうか。してなかったら、してないでいいんですけれども、その点だけ確認しときたいと思いまして。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  コロナによって経済的な影響の変動に伴うものについては、申し訳ございませんが、ここについて言及して検討してはいません。 ◆西川仁 委員  はい、結構です。 ○西村隆行 委員長  では、よろしゅうございますか。 ○伊吹達郎 副委員長  暫時休憩させていただきます。              午後3時15分 休憩              午後3時20分 再開 ○西村隆行 委員長  大変失礼しました。再開いたします。申し訳ございません。  では、横江委員。 ◆横江政則 委員  市民が健康で心豊かに生きがいということで、スポーツの推進ということで、これを見てますと、アスリートというのが若者を対象にしているような感じもあるんですけれども、これから高齢化社会になってくる中で高齢者のスポーツというものが今後も盛んに、今現在も盛んになってるかも分かりませんけど、そのあたりをどのように考えておられるのか。市民というのは幅広いですから、その中に全て入ってるんやということかも分かりませんけれども、その考え方と、そして、その部分がもしなければ、あえてその中に何か入れてほしいなというのもあるんですけど、その考え方についてお伺いいたします。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  先ほど申し上げましたとおり、健幸都市とかの健康長寿、生涯活躍という観点は、これからも大変重要になっていくと思っております。そういう意味では、現況の中にライフステージに応じたという表現でありますとか、市民一人一人が自分にあったスポーツライフを楽しんでいくということ、それぞれの違いがありますので、それを支えるという意味での関係団体の連携であるとか、場所づくりみたいなことで施策の中でも盛り込んでいってると、そんなふうに承知をしております。 ○西村隆行 委員長  横江委員。 ◆横江政則 委員  そういう内容やと思いますけれども、あえて若者、高齢者という形の名前は入れる必要はないのかも分からんねんけれども、市民一人一人というのがそれを指してるということで、皆さんがそれを理解してもらえるかというのもあるかなと思うんですけれども、この市民一人一人というのはそれですよという形で第6次草津市総合計画としては進めたいということでよろしいでしょうか。 ○西村隆行 委員長  織田課長。 ◎織田 スポーツ保健課長  今一度、検討したいとは存じますが、例示を長くしてしまうので、シンプルな言葉で分かりやすくというふうに思うと、市民一人一人の豊かなスポーツライフとか、次に続くライフステージに応じたというところでいろんな世代があるよというところを連想させるような今の表現にしたいかなというのが現状のところです。 ○西村隆行 委員長  横江委員。 ◆横江政則 委員  結構です。 ○西村隆行 委員長  あとは、どうですか。よろしゅうございますか。              (「なし」の声あり) ○西村隆行 委員長  なければ、生涯学習・スポーツのうち、スポーツの充実に対する質疑をここで終了いたします。また、よろしくお願いしたいと思います。  ここで暫時休憩をいたします。再開後は都市形成に対する審議を行いますので説明員の方は準備をよろしくお願い申し上げます。再開は15時35分、よろしくお願いいたします。              午後3時23分 休憩              午後3時35分 再開 ○西村隆行 委員長  それでは、再開いたします。  続きまして、都市形成分野について執行部より説明をお願いいたします。  どうぞ。 ◎辻川 都市計画部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、都市形成を御覧いただきたいと思います。  149ページをお願いいたします。  基本方針20-1都市と住環境の質・魅力向上につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、都市と住環境の質・魅力向上の概要といたしましては、都市と住環境の質や魅力を守り、地域特性に応じた土地利用や建物の適切な誘導を図ってまいります。  また、指標は「都市と住環境の質・魅力向上」についての市民満足度(%)としております。  なお、関連するSDGsの目標といたしまして、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、JR草津駅、南草津駅を中心とした市街化が進展する一方、高齢化が進展しており、また、人口につきましては、令和12年をピークに減少していくことが見込まれているところでございます。  課題といたしましては、人口減少やさらなる高齢化を見据えまして、持続可能な都市構造を維持していくために魅力と活力を備えた市街地の形成や、良質な住環境の確保を通じまして市全体にわたる均衡あるまちづくりに取り組む必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、多様化するライフスタイルに対応した快適で質の高い生活を送ることができるまちづくりを実現できるよう、効率的かつ効果的な土地利用を推進してまいります。  また、市民の皆様が安心して暮らせる住環境を確保できるよう、市街地の整備や住宅等の開発に対する適切な指導を行ってまいります。  市民の役割といたしましては、各地域の特性に応じ、うるおい豊かで誰もが快適に暮らすことができる良質な住宅・住環境の創出、保全、充実に努めていただくこと、また、事業者等の役割といたしましては、市街地整備・住宅開発におきまして、ゆとりとうるおいのある住環境づくりに努めていただくことをあげております。  次に、施策でございます。  ①土地利用の適切な誘導の概要といたいましては、都市基盤施設と宅地の一体的な整備を進めるとともに、都市計画法等に基づく指導等を行うことにより、適切な土地利用の誘導を図ってまいります。  ②良質な住宅資産の形成の概要といたしましては、長期優良住宅等の良質で安全な新築住宅の供給促進に加え、既存住宅の適切な維持管理やリフォーム促進等により良質な住宅ストックを形成することにより、次世代にも継承される住宅資産への転換を進め、良質な住宅の安定供給・有効活用を図ってまいります。  ③空き家等の対策の推進の概要といたしましては、空き家等の適正管理や有効活用の促進により、防災・衛生・景観等の生活環境への影響を抑制するとともに良好な住環境を確保していくための対策の推進を図ってまいります。  最後に、主要事業につきましては記載のとおりでございます。
     以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、都市と住環境の質・魅力向上の説明を終わらせていただきます。  続きまして、152ページをお願いいたします。  基本方針20-2まちなかの魅力向上と地域再生の推進につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、まちなかの魅力向上と地域再生の推進の概要といたしましては、まちなかの魅力向上と地域再生を推進するため「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」の考え方に基づき、JR草津駅・南草津駅周辺地区を核として広がる“まちなか”の整備の促進や活性化とともに、湖辺部や山側の郊外部における持続可能なまちを構築してまいります。  また、指標は「まちなかの魅力向上と地域再生の推進」についての市民満足度(%)としております。  なお、関連するSDGsの目標といたしまして、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、課題でございますが、現況といたしましては、全国的に人口減少が進んでいる中、本市では、計画的な市街地整備の進展等によって居住人口が増加する一方、高齢化が進行しており、既に一部の郊外部におきましては、人口減少が進んでおります。  課題といたしましては、人口減少やさらなる高齢化を見据え、「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」の考え方に基づいた都市基盤の整備により、“まちなか”の魅力ある都市環境の形成を図ると同時に、郊外部における地域再生を推進することにより、市全体としての都市魅力の維持・向上を図っていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、“まちなか”の魅力を高めて周辺にも波及効果が出るよう、市街地の整備の促進を図るとともに、これまでに整備を行った拠点施設の事業効果が有効に発現できるよう、各拠点間をつなげ回遊性を向上させる事業を推進してまいります。  また、地域ごとの課題解決に向けた取組を進め、持続可能なまちづくりを推進してまいります。  市民・地域の役割といたしましては、“まちなか”の魅力をつくることや、郊外における持続可能なまちづくりを進める主役となって活動することがございます。  また、事業者等の役割といたしましては、まちなかの魅力向上につながるような事業の展開をあげております。  次に、施策でございます。  ①にぎわいのある市街地の形成の概要といたしましては、市民が生き生きと輝き安心して暮らすことができるコンパクトでにぎわいのあるまちを目指すため、公共空間の活用による都市魅力の構築、歴史的なまちなみや地域資源の活用、交流の促進等により、歩いて暮らせるまちづくりを進めます。  ②地域の特性と資源を活かした地域再生の推進の概要といたしましては、地域における生活拠点の形成を図り、新たな交流の創出、生活機能の確保等を推進し、また、郊外部における地域の特性と資源を十分に活用してさらなる活性化を図ってまいります。  最後に、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、まちなかの魅力向上と地域再生の推進の説明を終わらせていただきます。  続きまして、154ページをお願いいたします。  基本方針20-3良好な景観の保全と創出につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、良好な景観の保全と創出の概要といたしましては、うるおいと広がりのある自然景観や暮らしの中で育まれた歴史景観の保全と活用、にぎわいと心地よさを感じる都市景観の創出を目指し、市民・事業者と協働の景観まちづくりを進めてまいります。  また、指標は「良好な景観の保全と創出」についての市民満足度(%)としております。  なお、関連するSDGsの目標といたしまして、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、草津宿本陣周辺を重点地区として歴史を感じるまちなみ整備を進めるとともに、湖辺の自然景観の保全や市街地の都市景観の創出など、地域特性に応じた景観づくりに取り組んでいるところでございます。  課題といたしましては、美しく質の高いまちの姿を共通の財産として次世代に引き継いでいくため、市内各地の景観特性を生かしながら、まちの魅力をより高めていく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、地域の景観特性やニーズに応じた取組により、市民のふるさとへの愛着を育む景観づくりを進め、市民や事業者による景観に関する活動を支援していくことでございます。  市民・地域の役割といたしましては、各地域において景観づくりの主体となって、地域の特性を生かした景観づくり活動を行うことなど、また、事業者等の役割といたしましては、にぎわいや活力を感じられるまちの景観づくりに向けて、事業活動や屋外広告物の掲出等における景観への配慮に努めることを掲げております。  次に、施策でございます。  施策名①自然的・歴史的景観の保全と活用、都市景観の形成の概要といたしましては、景観形成重点地区の活用等により、豊かな自然景観や歴史文化の薫るまちなみの保全・活用、心地よさを感じる都市景観の創出に取り組み、ふるさと草津の心を育む景観形成を図ります。  最後に、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、良好な景観の保全と創出の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中から御質問や御意見を賜るわけでございますが、再度申し上げます。コロナ対策の観点から質問また答弁は、なるべく簡潔明瞭でよろしくお願いしたいと思います。ではよろしくお願いいたします。  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  少し言葉の問題で、感触で失礼なんですが、この満足度を聞く場合に、余りにも「良好な」という言葉が頻繁に出てきます。やはり、10何年間のうちに周辺環境がよくなって、変わってくると、今までよりいいものであったとしても良好という言葉で、物差しを当てると、なかなかという満足度、絶対的な前進が見えてこないと、このような思いもございますので、幾分かは「良好な」という言葉を少し少なくされたらどうかと。  それから、この計画だけではないんですが「まちなか」と「郊外」という言葉を使われるんですが、コンパクトなまちで郊外と言うと、何か遠くの違和感を感じます。そういうことから周辺部とか、一か所周辺部という言葉が出てきましたけど、いずれが適切か御検討をいただけたらと思います。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  御指摘ありがとうございます。  今、川瀬委員がおっしゃっていただきました1点目でございますが、「良好な」という言葉を重複して使い過ぎじゃないかというような御指摘でございました。指標といたしまして、特に都市形成の部分では、良好な景観の保全と創出というところで、基本方針名にあがっているものをそのまま市民意識調査のほうで市民満足度をとらせていただきたいなというふうに思っているところでございますけれども、良好な景観、いわゆる景観というのも一朝一夕になかなか変わってくものではないかなというふうに理解しておりますし、実は指標のほうも、少しずつ市民満足度のほうがあがってきておりまして、できれば、評価の連続性というような観点から、良好な景観の保全の創出という部分で指標として使わせていただきたいなというふうには思っているんですけれども、重複する部分で市民さんのほうから誤解を招くような、例えば、意味合いの取り方が、誤って捉えていただくようなものがありましたら、そこら辺も再度点検させていただいて検討のほうをさせていただきたいなと考えております。  あともう1点、郊外部という言葉でございます。こちらのほうでございますけれども、草津市版地域再生計画のほうでも使わせていただいている形にはなっておりまして、こちらの第6次草津市総合計画の基本方針のほうにも記載はさせていただいたわけですけれども、市街地に隣接した地域というような形の意味合いで客観的に使用はさせていただいておりまして、他意はございませんけれども、先ほど川瀬委員からもおっしゃっていただきました周辺部というような使い方をさせていただいているところもございますし、誤解を招くような記載をしないように、再度こちらも点検させていただきまして、もし誤解を招くような表現がございましたら修正等もさせていただきたいなと考えております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  よろしく御検討をお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  151ページの施策①について、まず土地利用の適切な誘導の中ですね。ここに書いてほしいわけじゃないんですけれども、土地利用においては防災絡みですね。ここは水が付く場所であるとか、そういったことも含めてしっかりとした誘導、指導をしていただけるのか。防災はまた違う部署やと思うんですけれども、それは横連携がしっかりできるのか、ちょっとお伺いいたします。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  土地利用の適切な誘導という部分で、特に近年、都市型災害も頻発しておりますし、実を申しますと、今、都市計画マスタープランで現行のものから策定のほうを改めて改定の作業を進めているところでございます。その中で、国土交通省のほうからも、いわゆる防災ハザードマップのほうと整合ができるような形で記載のほうを、いわゆる考え方のほうも考えていきなさいというような通知もなされると聞いております。  そういったことも考えて、当然、防災関連部局のほうとも連携しながら、適切な誘導というのは考えていきたいと考えているところでございます。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ありがとうございます。安心しました。草津市は過去に、多分、7、8年前に土地を活用するときに「ここはかさ上げをしてください」というような指導をされてるような実績があるんです。だから、それがまた生かされれば、滋賀県の中では多分、先進的な事例やと思うんですけれども、よろしくお願いします。  あと、もう1点だけ。②の良質な住宅資産の形成のところで、既存住宅のとありますが、これはもちろん、戸建てやマンション全て含むということでよろしいでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎杉田 建築課長  良好な住宅につきましては、従来のスクラップ・ビルドの世界から、いいものをつくってきちんと建て直しをするというストック型の社会への転換といたしまして、長期にわたり良好な住宅を使用いただくために、良質な住宅である長期優良住宅を普及するために平成21年6月より長期優良住宅の普及に関する法律が施行されまして、建築計画の段階で認定を行いまして、良質な住宅の形成につながるものとしております。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  聞いたのは、ちょっと違うと思うんです。既存住宅というのがしっかり戸建てと、あと集合住宅も含まれてるのか。例えば、維持管理やリフォーム促進というのは、過去は戸建て用の施策が多かったと思うんですけど、その辺もここの計画では既存住宅は全ての住宅、戸建て、集合住宅をちゃんと見据えてるかをどうかを確認したかったんです。 ○西村隆行 委員長  荻下副部長。 ◎荻下 都市計画部副部長  こちらの良質な住宅ということで、こちらにつきましては戸建て住宅のみならず、集合住宅も含んでということでございます。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  分かりました。ありがとうございます。  そうしましたら、過去に余り集合住宅の施策がなかったので、ぜひこれを基に新しい施策を広げていただきたいと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  イメージが沸かないので、ちょっと教えていただきたいんですけれども、150ページの課題のところに「市全体にわたる均衡あるまちづくりに取り組む必要があります」と、このイメージがちょっと沸かないんです。  それで、次にページの中の同じ課題のところに「まちなかの魅力ある都市環境の形成を図ると同時に、郊外部における地域再生を推進することにより、市全体としての都市魅力の維持・向上を図る」という形になっているんですけれども、そういう形でまちなかの魅力向上の中で、こういう形で枠組みを制限されている中での市全体にわたる均衡あるまちづくりというのは、具体的にどのようなことを指しておられるのか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今、遠藤委員から御指摘いただきました課題の部分ですね。今回、20-2のほうに前回第5次草津市総合計画と変わったところといたしまして、地域再生の推進という部分で、非常に大事なテーマということで、こちらのほう、基本方針のほうに今までより格上げをさせていただいたというところでございますけれども、いわゆる課題の部分での記載につきましては、都市形成、いわゆる都市計画という部分につきましては、市全体にわたって均衡のあるようなまちづくりを進めていくという部分では、20-1の都市と住環境の質・魅力向上につきましても、また20-2まちなかの魅力向上と地域再生の推進につきましても、課題としては共通しているのかなというふうに考えているところです。  ただ、20-1のほうにつきましては、どちらかというと、いわゆる市街地、それに加えまして住宅資産という部分に着目した課題の書きぶりというふうに書き分けまして、20-2のほうで、いわゆる地域再生「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」というような形での書き分けをしたというところでございます。課題としては共通しているのかなというふうに考えているところでございます。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  純粋に均衡あるまちづくりというふうにしてると、平均とれてみんなで一緒のように伸びていきましょうよという形だと思うんですけれども、20-2の中でいくと、まちなかと郊外部においては、それぞれの課題を持ちながら、それぞれに頑張って伸びていきましょうねという、ちょっとそこでのバランスが取れてない。それぞれ役割が違うから、そうならざるを得ないということは理解はするんですけれども、じゃあ、この均衡あるの「均衡」ってどういうものなのというイメージが付かないので、そこをもうちょっと分かりやすく教えていただいていいですか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  すみません。御指摘ありがとうございます。  遠藤議員おっしゃっていただいた、均衡あるというのが、イメージとしては、市全体としてバランスの取れた発展というものをイメージしながら記載させていただいたんですけれども、ちょっと分かりにくい部分もあろうかなというふうに思いますので、文章についてはもう少し考えさせていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  言葉は言葉としていいと思うんです。いいというのもおかしいんですけれども、じゃあ、どういうまちづくりを進めるのかというところのイメージをちょっと教えていただきたいんですよ。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  同じような答えになってしまって申し訳ないんですけれども、イメージとしましては、いわゆる都市計画全体の今のトレンドであります「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」ということで、市街地の住宅機能、そして都市機能を緩やかに誘導しながらも、言葉はあれですけれども周辺部、いわゆる市街化調整区域を含みます周辺部につきましては、コミュニティの維持であったり、生活機能の維持であったり、そういった部分について生活拠点であったり、交通拠点というものを形成しまして、それらをいわゆる交通ネットワークで結んで市全体として発展していきたいというのが思いでございます。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  私も無理くり聞いているところがあるんで、均衡あると言われると、ちょっとそういう理解をしてしまうかなと思ってますし、それともう1点、152ページの市民の役割の中の「“まちなか”の魅力をつくる主役となって活動します」「郊外部における持続可能なまちづくりを進める主役となって活動します」この主役というのは誰を指しているのか。そしてどのような活動をここで言っておられるのかというのを、ちょっと教えていただいていいですか。まちなかの魅力をつくる主役というのは、多分、この主役というのは市民全体を言ってはると思うんですけれども「活動します」「イベント等に参加してください」ということだと思いますし、また、そこで「しっかり消費してください」「お金を落としてください」ということかなというふうに思います。  そうすると、郊外部における持続可能なまちづくりを進める主役の活動となってくると、その地域の方たち、郊外部の方たちの中でのコミュニティの活動というものを指してくるのかなと認識するんですけれども、そういうことが草津全体のまちなかの魅力向上というところとつながってくるかというところがあるかと思うんですけれども、どういう方でどういう活動というところをちょっと教えていただいていいですか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  特に今、郊外部における持続可能なまちづくりを進める主役の部分でございますけれども、まさに、ここの部分は、草津市版地域再生計画に基づきますまちづくりプランの作成に関わっていただいております皆様方、いわゆる周辺部、ちょっと言い方は悪いですけど、草津市版地域再生計画の対象学区であります7学区の皆様方というのが、まず1つでございます。  今現在、御承知のとおり、まちづくり協議会などを中心といたしまして、まさに主役という形で自分らのまちの地域のまちづくりを我が事として、課題や地域資源の掘り起こしとか、そういった部分で課題解決に向けました会議とか、ワークショップを定期的にも開催いただいているところでございます。  特に、議員各位におかれましても、多くの議員の皆様方が日頃より主体的に地元会議への参加、また御助言もいただいているところでございます。  そういったところで、ちょっと主役という書きぶりがどうかなというところも、分かりにくい部分もございますけれども、今御説明いたしましたとおり、そういった自分の地域の持続可能な地域形成に向けて取り組んでいただいている皆様方というような受け取りをいただければなというふうに思います。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  そうすると、郊外部における持続可能なまちづくり、当然、郊外部の課題が多いということは理解するんですけれども、それはまちなか部においても、多分、持続可能なまちづくりというのは、当然、進めていかないといけないと思うんです。  そうすると郊外部に限定する必要性はないと思いますし、もうちょっと、どうしても、全体的になんですけれども、やはりきれいな言葉が先行してしまってる嫌いが感じられるんで、そこはもうちょっと本当に分かりやすく「こうだ。こうあってほしい」というところの書きぶりにしていただいたほうがいいかなというふうに私は思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今、基本方針がまちなかの魅力向上と地域再生の推進という形になってございますので、丸2つで市民・地域の役割についても書き分けたという形になっておりますけれども、今おっしゃっていただいたとおり、ちょっときれいな言葉が並んでいて受け取りにくいというような御指摘もございましたので、もう少し具体的に何か補完できるような言葉がないか、少し考えていきたいなと思います。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  なるべく簡潔にあれなんですけど、僕、率直に思うのが20-1と20-2が内容的にそっくりやと思うんですよ。ここでそれぞれ20-1、20-2で捉えている現況と課題、これ、用いている文言が違うだけで、捉えてる課題は共通してると思うんですよね。多分、これをそれぞれ基本方針に基づいて目指すまちの姿も、多分、似たようなことになってくると思うんですよ。要は、「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」という考え方に基づいてまちなかの魅力向上と地域再生をやることで、結果的に20-1で求めているここの住環境の質・魅力向上、また、都市としての持続可能なまちづくりということも結果つながると思うんですよね。  事業単位で見ても、空き家対策なんていうのも、これもすなわち地域再生、まちなかの魅力向上というものをやっていけば、必然的に解決されていくような問題もあるし、だから、これをわざわざ基本方針を分けて言っている理由がよく分からない。この下にぶら下がる第1期基本計画が共通している部分も出てくると思うんですよね。  そうなると、基本方針が2つあって、共通の計画があるとしたときに、僕としては、この2つを1つに何とかまとめれるん違うかなと、率直に思ったんですけれども、いかがですかね。
    ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  先ほど、私も答弁させていただいたとおり、課題とかは、都市形成、都市計画という部分では全く同じなのかなというふうに考えておりまして、今、土肥議員がおっしゃっていただくように、20-1と20-2を合体させてもいいん違うかと。まさにそのとおりなのかなというふうにも思うんですけれども、先ほども申し上げましたとおり、地域再生という部分で、まず我々が今取り組んでいく喫緊の課題かなと認識をしておりますし、もともとここはまちなかの魅力向上だけという部分でございましたので、地域再生の推進という部分を入れたことによって、ある意味、市が真剣に取り組んでいくぞというか、力を入れて取り組んでいくぞというような姿勢を表させていただいたというところで御理解いただけないかなというふうに思います。 ○西村隆行 委員長  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  結構です。 ○西村隆行 委員長  横江委員。 ◆横江政則 委員  20-3の良好な景観の保全と創出という中で、現状の中で湖辺の自然景観の保全や市街地の都市景観の創出などというのがありますけれども、湖辺の自然景観の保全というのは、これはもう従来からやってきて、言えば当たり前の話なんですけれども、地域再生計画にも絡んでくるのかも分かりませんけど、保全をしながら景観というのか、それを生かした中でのまちづくりの創出というのも、これは要望みたいな形になるのかも分からんけど、そういうとこら辺も将来として検討していただけたらなと思いますけれども。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今、横江委員がおっしゃっていただきましたとおり、先ほど来の他部局の審査のことも、ちょっと聞いてたんですけれども、私が思いますのは、あくまで景観の保全であったり、維持というのは、それはあくまでもいわゆるベースという部分でございまして、おっしゃっていただいたとおり、いわゆる活用、そして次世代につないでいくこと、そういった部分が必要になってこようかと思います。  ちょっとこれを言うたら、私が怒られるかもしれないんですけど、課題の部分で現況と同じようなことを書いてしまってるんですけれども、私が考える課題というのは、どちらかと言うと、先ほど申し上げました、例えば、歴史・文化であったり、子どもたちへの教育という部分では教育委員会でありますし、観光という分野では商工労政の部分、そういったものと一緒になって横串で考えていくのが環境の保全なのかなというふうに考えておりますので、今、横江委員が御提案いただいた部分については、市として横串で考えていく必要があるのかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  横江委員。 ◆横江政則 委員  よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  20-1の市街化の区域における都市農業、住宅開発がどんどん進む中で、農地がちょっとずつ残っていくという状況で、住環境を守るという点では大変な住民等のトラブル等が起こってるんですけれども、そういうマスタープランの中での農地の保全というところでは、この間の開発の傾向が人口を増やすというところで市街化がどんどん進む中での反映やというふうに思ってるんですけれども、そういう視点もこの中にはあるんですか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今、藤井委員がおっしゃっていただいた、いわゆる市街化区域に残された農地でございますね。そういった市街化区域としての未利用地、低利用地の部分につきましても、有効な土地利用ができるような形で考えていかなあかんと考えておりますし、いわゆる、農地の保全という部分につきましては、総合行政として農業振興、農用地の部分につきましては、市街化区域をいたずらに拡大しないということにしておりますので、一定、今藤井委員がおっしゃっていただいた部分につきましては、改めて、今策定中の都市計画マスタープランのほうで未利用地、低利用地の部分についてもしっかりと明記できるように検討していきたいと考えているところでございます。 ○西村隆行 委員長  藤井委員。 ◆藤井三恵子 委員  本当に、後から住宅が開発されて、先祖代々農地を守ってこられた方が結局地価がそういうことで変わってきて、手放さざるを得ないんだけど、その後回しになった後の開発が結局はできないまま残されてというようなことの御相談とかを受けてるんですけれども、そういう中で農業をすれば、農薬をまいたら隣の住宅街から文句を言われるというようなことのトラブルが発生してます。  そんなことで全体の草津市の開発をどうしていくのかということと併せて、今後の課題だというように思いますし、また、まちなかの20-2では中心部の開発が進む中で、先ほど課題としては交通網のというようなお話もあったんですけれども、その部分でも、違った面で議論をしてますけれども、持続可能なまちづくりという点では、やっぱり今後の課題として大きく捉えて具体化、進めていくことが求められてるというように思っています。  以上です。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  152ページの地域再生計画の推進という計画が入って分かったんですが、そのままで見ますとまちなかの魅力、まちなかを変えていくということと、歴史的なまちなみを保全するという両面をどうしても最初、そのように読んでしまったんですね。この再生計画というのは、そうじゃないということであれば、まちなかの普及、市街地の部分の歴史的なまちなみ保全というのは、今後どのようなところの見通しとして計画されるんでしょうか、少し教えてください。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今おっしゃっていただきました中心市街地におけます歴史的資産の維持・保全と。いかに次世代につないでいくかという問題でございますけれども、特に、本陣通は皆様御承知のとおり、マンションが乱立しておりまして、残されたところは本陣周辺のみという形になってございます。都市計画制度の用途地域の規制の中で、その中で個人の資産をいかに運用するかという部分については、なかなか市として完全にストップするというところは難しいところではございますけれども、特に、本陣前につきましては、今、マンションがすごく圧迫感があるような形で壁面が道路側に出てきてるというような部分でございますので、今、我々が進めておりますのは、特に、本陣周辺につきましては、例えばマンションの計画があったとしても、いわゆるもう少しセットバックしていただいて、圧迫感がなく、本陣周辺だけでも空がスカッと見えて歴史的なまちなみを少しでも感じていただけるような地区計画制度というものを考えておりまして、今、本一、本二の特に地権者の皆さんとお話合いをまさに進めているというところでございます。  そういった形で、特に、歴史的資産を保全していくという部分につきましては、住民の皆様の御理解というものが大変重要になってまいりますので、市としても市政を丁寧に説明もしながら、市民の皆様の御意向で形成していただけるような形で大切な歴史資産を守っていければなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  そのような内容が計画の中に織り込まれると理解していいんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今おっしゃっていただいたとおり、地区計画のほうには、まさに今、私が申し上げたような内容が記載されるという形になっております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  今の川瀬委員と共通してるんですけど、20-3の良好な景観の保全と創出のところの現況で、草津宿本陣周辺を重点地区として歴史を感じるまちなみ整備を進めながら地域特性に応じた景観づくりに取り組んでいると。  これから課題としても、景観特性を生かし、まちの魅力を高めていく必要がある。そういうことを書きながら、一方では、20-1のところの概要で地域特性に応じた土地利用や建物の適切な誘導を図ります。この3つのところについては、多分、全て共通してるというふうに思うんです。  特に、今の本陣の部分、川瀬委員も質問されました。本陣を中心としたまちづくりということを掲げて、それぞれいろんな取組をされてきた。その中で現状を見ていますと、先ほど、御答弁をいただいたようにマンションが乱立してきて、今、今度、脇本陣の隣にまたマンションができると。仮にセットバックして下がったとしても、高層ビルが建つことには変わりはない。  今でも僕が覚えてるのは、多分、本陣に来られたよその人でしょうね。地元の人じゃない人が観光で来はったんやと思うんですけど「これだけか」というて言うてはる声を、僕がたまたま通りかかったときに聞いて、あれがいまだに印象に残ってるんやけれども、やっぱりね、本陣を中心としたまちづくりということをうたった以上は、景観のことであるとか、質の向上とか、まちなかの魅力をとか、回遊性とか、いろんなことをこっちでも書いてあるわけですよ。全てに共通すると思うんやけれども、今後、第6次草津市総合計画にもこういった計画を掲げてこられて、今現状、ああいう状況にある中で、何に期待したらいいんですか。この計画を見て。あのまちの状況を見たときにね。  あるときに、ある市の職員さんが、今でも忘れへん。言わはったんが「本陣の周辺にマンションが建つのは、全然構へん。新旧が混在するのも1つのまちづくりや」と言われた方がおられまして、それも僕も非常に印象に残ってるんですけれども、そこは市長を先頭に市の考えとして、それがいかがなものなのか、どうなのか。本当に統一の見解をもって、このまちづくりを進めていかないと、ほんまにこの計画を見ただけで、何に期待していいのか。まちがどう変わっていくのかというところに一抹の不安というか、期待もありながら、ちょっとそういった不安なところがあるんです。  法律上、そこの地域の地主さんが自分の土地にそうやったマンションをつくるとか、そのことについて止めることはできひん。じゃあ、それをじっと見てるのか、そうじゃなくて、まちのこだわり、市のこだわりとして、ここはこうしていくから、地主さんにはこうしてほしいということを多分してこられたとは思うんですけれども、現実こうなってる以上、これからどうしていかれるのかなというのは、ちょっといろいろ考えさせられるところでもあります。  なので、ここまでこうやって、いろんなことをうたってるんであれば、それを実現するために、この中心の部分になりますけれども、どういう取組をほんまに考えていくのか、真剣にされているのか。市としては、それは集合住宅ができたほうが財源を確保できるから、それはそれでいいやろうけれども、片や、一方でこういった計画をうたってる以上は、そこはバランスをとれたような形のまちづくりをしていただかないと、ここに書いてあることがほんまに真実味がなくなるというか、そういう思いがするんですけれども、その見解をお伺いします。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  今、西田委員おっしゃっていただいたとおりでございまして、先ほど、私、地区計画の説明のほうに地元地権者さんを初め、御説明をさせていただいたんですけど、今、西田委員さんがおっしゃっていただいた御指摘をそのままいただきまして、あと、遅過ぎるというような話もいただいたところでございます。  ただ、先ほども私が少し答弁をさせていただきましたけれども、今、西田委員さんもおっしゃっていただきましたけれども、いわゆるあそこは商業区域というところになっておりまして、個人の権利の部分で地主さんがマンションを建てられるということになれば、あそこをなかなか止める手段はないのは確かでございます。  その中で今回地区計画という制度を用いまして、せめても大きい高層建築物を狙い撃ちしてセットバックいただくというような形の地区計画を、そこの地権者さん全ての合意の下、設定をさせていただきたいなというところを進めているところでございます。  あともう一つ、少し前に横江委員さんのところでも御答弁させていただきましたけれども、あくまで景観の保全という部分につきましては、ベースでありまして、いわゆる、あそこの部分につきましては中心市街地の活性化という部分もございますし、商工労政のいわゆる観光の部分ですね。あと、当然、本陣がございますので歴史・文化の部分、そういったところと連携しながら、今までもしてきたと思うんですけれども、より強固に連携しながら、どういうまちづくりをしていくかというのを真剣に考えて進めていかなければならないというところでございます。  すみません。ちょっと答弁になってないんですけど、以上でございます。 ○西村隆行 委員長  西田委員。 ◆西田剛 委員  ここにも書いてますようにまちなかの魅力を高めるということをうたっておられますし、あくまでも計画なんで抽象的な表現でいいとはいうものの、やっぱり核となる文言が幾つか入ってますから、それの実現に向けてぜひとも頑張ってもらいたいというふうに思いますし、我々議会としてもいろんな意見もこれから出てくるというふうに思いますけれども、協働でうまくいって、私たちの住むまちがもっとよくなるように、いけるように頑張りますので、ぜひともこの実現に向けて頑張っていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  ほかよろしゅうございますか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  今、西田委員もおっしゃったように、この3つの20-1から20-3までというのは、三つどもえの施策だと思います。いわゆる、これ一つ一つをばらばらに見ると、例えば、20-1の適切な土地利用の誘導ですけれども、いわゆる都市計画法に基づく法律だけの話で、そうなると、事務的な開発要綱に基づいたということで、誘導というのがどこまで都市の質向上といったことに関して何かお考えがあるのかという、都市と住環境の質・魅力向上というのが良好な住環境による都市の質・魅力向上という読み方でいいのか、都市というのが何を表しているのかというのが、いろんな読み方があって、市の考えとしては都市というのはどういうお考えなんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  都市というのは、まちという形でも言い換えられると思うんですけれども、当然、草津市という形で本市のことを表しているところでございます。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  ということは、草津市全体で、そういったまちという形だと思うんですけれども、そういったときに場所場所によって、質感というか、良質な環境形成といったものは、多少に違いがあると思うんですけれども、例えば、ゆとりとうるおいのあるとかってよく使っておられますけど、非常にこれって分かりづらい。まだ、ゆとりは分かりますが、うるおいのある住環境づくりって、例えば、どういったことなんでしょうか。分かりやすく。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  うるおいという部分が非常に分かりにくいというところでございますが、ちょっと思いといたしましては、外観的な部分につきましては、緑化等も含めました緑の部分への配慮というところかなというふうに思いますし、あと、うるおいという部分で、いわゆる内面的な心の部分でのうるおいというところも表現させていただいているところでございます。  以上です。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  それやったら、SDGsのマークに緑のあるという15番の目標がひっつくべきかと思うんですけど、こういうのは細かいことですけれども、そういった結構草津市の住宅開発がまだまだ進んでる中で、市として都市計画法がある以上は制限ができない。個人の土地ですので、そういった中でどういった土地利用の誘導というのができるのかなというのが、その中に、やはり良好な景観であるとか、そこら辺を絡めて何か少し施策があればということで、3つをきちんと連携させた上で、何か1つの分かりやすい土地の質を高めるということへの施策を、また期待したいと思っております。  最後に、ちょっと文言の話なんですけど、153ページのにぎわいのある市街地の形成ということで、まちなかと市街地の使い方がちょっと微妙なんですけれども、そこはいいとしまして、最後に「歩いて暮らせるまちづくりを進めます」ということがあるんですけれども、歩いて暮らせるまちづくりというのは、どういう意味で使ってらっしゃるんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  川原課長。 ◎川原 都市再生課長  今、国土交通省のほうが進めております施策でございまして、ウォーカブル推進事業というものがございます。今後、人口が減少してまいります。そういうふうな世の中で都市が住みやすい、そういうふうなまちを「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」のほうで進め、なおかつ、今まで道路というものが車中心だった道路を歩いて、そこが居心地よくなるような空間、そういうものを中心市街地を含め、まちの中に設けていこうという取組がなされております。「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」で中心市街地のところが住みやすくなる、そういうふうなまちを目指す表現として、歩いて暮らせるまちづくり、安心して居心地のよい充実した生活ができるような、そういうふうなまちを目指したいという、そういう思いで使っている言葉というふうに御理解いただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  そういうことだと思うんですけれども、じゃあ、文章の整合性から言いますと、地域資源の活用とか、交流の促進でそれが歩いて暮らせるようなまち、今おっしゃったようなことじゃなくて、やはり公共交通ネットワークとか、いわゆる車を使わなくても暮らせる生活機能の確保であるとか、そういった文言があれば分かるんですが、だから賑わいのあるというのは、いわゆる車がなくても全て歩いて徒歩圏内で買物ができるといった、そういったことだと思うので、まちなみや地域資源の、これ、歩いて楽しいまちづくりだと分かります。交流の促進とか。歩いて暮らせるというのは、少しこの今の文章の中身と今おっしゃったことが、ちょっと違う面があるなということで、もう少し精査していただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  川原課長。 ◎川原 都市再生課長  先日、19のところの商工観光のところで、賑わいという言葉を使わせていただきながら、中心市街地活性化の取組について御説明をさせていただきました。  目指すところは、徒歩圏内にいろんな機能が集中するということで、同じ部分ではあるんですけれども、この20の部分につきましては、都市形成という切り口で歩いて暮らせる住環境の部分の充実というところで使わせていただいてますので、ちょっとジャンルは異なりますが中心部が便利で住みやすいというところで、歩いて暮らせるという言葉を使わせていただいているという御理解をいただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  歩いて暮らせるはいいんですが、その前の文章との整合性が、ちょっとないんじゃないかなということで精査していただければということです。いいです。それは意見ですので。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  都市形成というのは、私、ずっとまちなかと市街地周辺部のことだけやというふうに理解してたんで、何も言わなかったんですけど、今の答弁では、都市形成の都市は草津市全体やというふうに回答をいただいたんですけど、まちなかと市街地周辺部で、郊外部というのは市街地周辺というふうに言われたんですけど、それ以外のところは何も見えないんですけど、それはどう解釈したらいいんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  ちょっと都市形成という部分で、私の答弁の仕方も申し訳ございません。悪かったんですけれども、都市が草津市、草津市全体というのは私が答弁させていただいたとおりなんですけれども、いわゆる、20-2で言いますと、どうしてもまちなかの魅力向上と地域再生という部分で、中心市街地活性化の部分と草津市版地域再生部分の記された学区と地域だけというような捉え方をしていただくかもしれませんけれども、いわゆる市街化区域と市街化調整区域というような形で、草津市全体で都市という部分を捉えていただきたいなと思います。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  それであれば、調整区域の施策もここにあがってくるべきではないんでしょうか。 ○西村隆行 委員長  松浦課長。 ◎松浦 都市計画課長  調整区域の施策という部分で、特化した書き方にはなってございませんけれども、いわゆる地域再生という部分で、市街化調整区域を含む7学区のためのというか、それに特化した計画でございますので、そういう捉え方をしていただければなと思います。 ○西村隆行 委員長  井上委員。 ◆井上薫 委員  先ほど、郊外部が市街地周辺部やというふうに回答をいただいたので、私はそれを言っているんですね。だから、市内全体であれば、今言いました市街化調整区域の部分についても、ここに何か施策があってもいいんじゃないかなというふうに思います。  ただ、郊外部というのが市街地周辺部に限らず、市街地以外の調整区域も含めるんだというふうなことであれば、私も一歩下がっていいんですけど、そういうふうに先ほどは答えられたので、それ以外のことは全く政策がないのかなというふうに解釈をしたところなんです。  この郊外部という部分がもう1つ分かりにくいのかなと思うんで、その辺の記述を改めていただければいいのかなというふうに思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  答弁はよろしいですか。 ◆井上薫 委員  はい。 ○西村隆行 委員長  ほかよろしゅうございますか。              (「なし」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、都市形成部分に対する質疑を終了いたします。  次は、交通分野について執行部より説明をお願い申し上げます。 ◎中安 建設部技監  恐れ入りますが、タブレットのデータ、交通を御覧いただきたいと思います。  114ページをお願いいたします。  分野、交通の基本方針15-1公共交通ネットワークの構築につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、公共交通ネットワークの構築の概要といたしましては、誰もがいつでも安心して移動できる持続可能で健幸な交通まちづくりの実現のため、市民(地域)・交通事業者・行政が連携し、安全で安心に生活できるまちの形成を目指し、持続可能な公共交通ネットワークの形成を目指してまいります。  また、指標は「公共交通ネットワークの構築」の構築についての市民の満足度(%)としております。  なお、関連するSDGsの目標といたしまして、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、自家用車への過度な依存による公共交通の脆弱化や慢性的な交通渋滞が発生しております。  課題といたしましては、効率的かつ効果的な利便性の高い持続可能な公共交通ネットワークを形成するために、県、市、関係事業者等と連携を図りながら、利用促進に取り組む必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、誰もが公共交通を利用しながら快適でスムーズな移動ができる環境の構築を図ることなどでございます。
     市民の役割といたしましては、公共交通サービスを積極的に利用していただくこと、また、事業者等の役割といたしましては、官民や事業者間等の連携を強化し、公共交通機関の維持、活性化に努めていただくことを掲げております。  次に、施策でございます。  施策名①公共交通ネットワークの充実の概要といたしましては、路線バスやまめバス路線の再編等により、移動を円滑につなぎ、また、バス交通空白地・不便地において、デマンド型交通などの新しい移動手段の確保により、公共交通ネットワークの充実を図ってまいります。  施策名②鉄道駅周辺での自転車利用環境の整備の概要といたしましては、駐輪場不足や放置自転車対策として鉄道駅周辺における需要に対応した自転車駐車スペースを確保し、放置自転車対策を強化してまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、公共交通ネットワークの構築の説明を終わらせていただきます。  続きまして、116ページをお願いいたします。  基本方針15-2交通安全対策の推進につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、交通安全対策の推進の概要といたしましては、交通事故のない安全で安心なまちを形成するため、市民一人ひとりの交通安全に対する意識の高揚を図るとともに、交通安全教育や啓発を充実させるなど、交通安全対策に取り組んでまいります。  また、指標は「交通安全対策の推進」についての市民の満足度(%)としております。  なお、関連するSDGsの目標といたしまして、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようを掲げております。  次に、現況と課題でございます。  現況といたしましては、本市の交通事故の発生件数は、年々減少傾向にあるものの、県内では、本市の交通事故の発生件数は高い水準にあります。  課題といたしましては、さらなる交通安全教育や啓発に取り組み、交通安全意識の高揚を図る必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割といたしましては、あらゆる世代が交通安全について学んでいただける機会づくりや、関係機関、事業者、地域と連携した交通安全教育、各種啓発活動等への取組でございます。  市民の役割といたしましては、交通安全を自らの問題として捉え、地域の実情に応じた交通安全教育を推進していただくことなど、また、事業者の役割といたしましては、官民や事業者間の連携を図り、おのおのの立場や地域の実情に応じた交通安全活動をあげております。  次に、施策でございます。  施策名①交通安全意識の高揚の概要といたしましては、あらゆる世代における交通安全意識の向上を図り、交通事故防止につなげるため、交通安全教育、各種啓発活動、街頭指導等に取り組んでまいります。  最後に、主要事業でございますが、こちらにつきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単ではございますが、基本方針、交通安全対策の推進の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議を賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  服部委員。 ◆服部利比郎 委員  15-1になります。公共交通ネットワークの構築というところですけれども、現状の課題がさらなる公共交通の利用促進に取り組む必要があるということで、行政の役割として快適でスムーズな移動ができる環境の構築を図りますというふうにありますが、具体的に施策の中で見ますと、いわゆる今までどおり、バス路線の再編であったり、新しいところではデマンド型交通というふうな言葉が出てきてますが、これからの10年はこれまでの10年と比較しますと、いかにその乗り継ぎを快適なものにするか、便利なものするかという中に、情報化というのがかなり大きなキーワードになってくると思います。  幾ら、その路線をうまくつなぎ合わせてバス停をきれいにしたところで、やはりそれが便利につながっていくかというところを解決する1つの中には、例えば、MaaSとか、今国交省が推奨しているやり方、手法等もあると思うんですけれども、これが例えば、この中に交通プラス情報化による快適な移動手段の構築みたいな、そういう観点から施策として何か入れることはできないでしょうか。  もともと行政の役割として、スムーズな移動ができる環境の構築を図りますという中に含んでるというのであれば、それで納得できるんですけれども、あえて、新しく10年先に向かってチャレンジしていくという中では、そういう文言も入れていただけたらどうかなというふうに思います。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  岩城課長。 ◎岩城 交通政策課長  服部委員さんが今、お話しになられたMaaSですと、例えば、うちが草津市地域公共交通網形成計画を策定したときにアンケートをとっております。なぜ、公共交通を利用しないかという中で、路線や時刻表が分かりにくい。そのような御意見も頂いておりまして、情報化というのは非常に重要な観点だというふうには考えております。  地域公共交通網形成計画には、そのことにつきましても触れておりますので、今回の第6次草津市総合計画のこの施策の概要につきましても、比較的具体的なところまで踏み込んで書いてますので、少し今頂いた御意見も踏まえて、ここに入れていくということを検討させていただきたいと思います。 ○西村隆行 委員長  服部委員。 ◆服部利比郎 委員  分かりました。ありがとうございます。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  ここの現況を見てみますと、いかにも個人の自家用車が道を占領していて、公共交通の正常な運行を阻害しているように見えるんですが、時間的に見ますと通勤車両の問題、それから国道1号線の信号等の調整の問題、それから、学生の大量移動の3つぐらいが現況としてクローズアップしていかなければならないのではないかなと思っています。  その中で明らかにモータリゼーションの波というのを覚悟していかなければ、交通ネットワークの課題が解決の方向には向かわないのではないかなと、私は考えています。  そして、今のそれぞれの課題については、道路改善も含めて、それから輸送手段の連接バスであったり、そのようなところを今後どのような形で進めていくのか、そういうところが見えるようなところから正常な交通ネットワーク、ある程度台数がルートと必要な公共交通のバスであれば、運行が可能かどうか。そのような状態をつくっていかなければ、自家用車を止めればバスに乗るだろうと。何か前提が安易ではないかなと思いますがいかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  岩城課長。 ◎岩城 交通政策課長  先ほど説明させていただいた地域公共交通網形成計画のアンケートをとったときに、なぜバス等を利用しないかというところで、車のほうが便利だからという御意見は非常に多いです。  実際、若いうちはそのような形でもいいかと思うんですけれども、こちらの中で自家用車の過度な依存というふうに書いております。事情によっては自家用車でないと移動ができないということは当然あります。  今後、少子高齢化が進むに当たって、高齢者の方が安心して移動ができるというふうな手段を確保する必要があります。地域によっては、需要はあるんだけれども需要が少ないために民間路線バスがそこを路線として走らせることができないところがあります。そのようなところにつきましては、支線交通、補完交通としてまめバスを現在走らせております。  それでも、やはりバスですので、さらに需要が小さい。ただ、需要は必ずあるというふうな地域につきましては、今年度志津南学区でデマンド型乗り合いタクシーの実証運行をするんですけれども、今後はデマンド型乗り合いタクシーという手段も1つの交通手段として、確保する手段としてはあるのではないかというふうに考えております。  地域、地域によって道が広かったり、狭かったり、需要が必ず多数ある。需要は必ずあるけれども、その需要は小さい。地域の事情に応じた交通網をつくっていく必要があると考えてますので、今後は、今の施策の地域公共交通ネットワークの充実というところに書いているような中身について進めていきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  過度な依存ということを含めても、現況がこれなのかということについての要素が、私は先ほど申し上げた3つの要素というのが現況では認識していかなければ、公共交通ネットワークの形がつくれていけないのではないかと、このような現況の見方についての見解を示していただきたいと思って質問いたしました。どうでしょうか。今の現況の見方について。やはり通勤車両の一時的なラッシュ、それによって自分の車が家から出れないとか、そういう一時的なラッシュがありますし、それからバスの本数が少ないと、そのようなところも10年かけて公共交通というのが採算的に合うようなネットワークを構築していかなければ。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員、過度なというところに危惧をされておられるんですか。このことをお聞きされたと思ってたんですが、過度という表現がどうなのかということなんですけど、簡潔にお願いします。 ◎岩城 交通政策課長  過度と表現しているのは、現在でも調査を行った結果によりますと、国道1号線とその交差道路、例えば、大津能登川長浜線、志津道ですね。あれとかが現在も渋滞がよく起こる箇所というふうに見ております。  ここで「過度」と書いているのは、本当に荷物があったりするとか、やっぱり自家用車でないと移動ができない方、何らかの事情があってという方は、もう自家用車を使われるということを制限することはできないと考えてます。今後、将来的なことも考えても、公共交通をしっかり維持していく必要があるんですけれども、公共交通の事業者が担えない部分については、行政が担っていくことで、その民間バスの路線の活性化にもつながっていきますので、それが市の財政的な負担からも、事業者の経営的な面からも一番理想的であると考えてます。  そういう意味で持続可能な交通というのは、おのおのが必要な役割を果たすことだと考えております。ちょっと答えになったかは分かりませんけれども、過度なというところについては、自家用車でなくてもいい方が自家用車に乗って移動しているというのをできるだけなくしていきたいと考えております。 ○西村隆行 委員長  川瀬委員。 ◆川瀬善行 委員  最後のところだけ申し上げたいと思いますが、やはり公共交通ネットワークで、やはり路線バスであるとか、そういうバス会社さんとどう付き合っていくか。先をどう見ていくかというところが形の中に見えてこないと駄目じゃないですかねと思いました。あとは、また別の機会で意見があれば出させていただきたいと思います。どうも失礼しました。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  1点確認させてください。115ページの市民の役割の中ですけれども、この事業者等ですね。官民云々とか、活性化に努めますというのは、これは多分、交通事業者さんに対して言っておられることなのかなというふうに、ちょっと思うんです。当然、交通事業者さんも公共交通機関を市と連携をとってやっていってもらわなあかんということは、これはそういうことかなと思うんです。  あわせて、一般の事業者さんですね。その他の事業者さんも、例えば、マイカー通勤をうまく制限しながら公共交通だとか、別の手段のほうへ移行していただく努力を、ここやったら努めますという言い方になるかと思うんですけれども、どうなんでしょうか。そういう解釈でいいのなら、一般事業者さん向け、また、交通事業者さん向けということで書きぶりを変えられたほうがいいのかなというふうに私は思うんですけど、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  岩城課長。 ◎岩城 交通政策課長  ここに出ている事業者間と出ている事業者というのは、確かに交通事業者を指すことになります。それで、一般の事業者の方を指してはいないので、その方、例えば、通勤の方につきましても公共交通を利用していただくという観点は必要ですので、ちょっとここの書き方については御意見を踏まえて検討させていただきます。 ◆遠藤覚 委員  よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  では、この項目を閉めさせてもらってよろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、交通分野に対する質疑を終了いたします。  次の道路分野について説明員の交代がありますのでよろしくお願い申し上げます。                (説明員交代) ○西村隆行 委員長  それでは、道路分野について執行部より説明をよろしくお願い申し上げます。 ◎寺田 建設部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、道路を御覧いただきたいと思います。  120ページ、121ページをお願いいたします。  分野、道路の基本方針16-1安全・安心な道路の整備につきまして御説明申し上げます。  基本方針、安全・安心な道路の整備の概要としましては、広域主要幹線道路から生活道路、歩道・自転車道まで、誰もが安全で快適に移動できるように交通安全対策やバリアフリー化などの整備を計画的に進めるとともに、道路施設の適切な維持管理に努めてまいります。  また、指標は「安全・安心な道路の整備」についての市民満足度(%)としております。  なお、基本方針、ガーデンシティの推進では、関連するSDGsの目標としまして、9、産業と技術革新の基盤をつくろう、11、住み続けられるまちづくりを、17、パートナーシップで目標を達成しようをあげております。  次に、現況と課題でございます。  現況としましては、主要幹線道路で交通渋滞が慢性化し、生活道路で交通量が増加しているほか、橋梁等の道路施設の経年劣化が進んでおります。  課題といたしましては、交通渋滞が慢性化している主要幹線道路および生活道路等において、計画的な整備を行うとともに、誰もが安全で快適に移動できるように交通安全対策やバリアフリー化が求められております。また、老朽化が進む道路施設については、計画的な点検・修繕による予防保全的な維持管理が求められております。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割としましては、計画的な道路整備の推進を初め、道路空間の確保、歩道・自転車道の整備、日常的な維持管理の推進、移動等の円滑化推進などでございます。  市民の役割としましては、道路清掃や草刈り等の市民活動の展開、「地域の道づくり」について集約した意見の提案に努めていただくことなど、また、事業者等の役割としましては、産官学連携による道路空間の整備や維持管理等に向けた相互研究などをあげております。  次に、施策でございます。  施策名①広域主要幹線道路等の整備促進の概要としましては、主要幹線道路での慢性的な交通渋滞の解消を図るため、県の「道路整備アクションプログラム」に位置付けられた路線の早期事業着手および完了、並びに都市計画道路平野南笠線整備をアクションプログラムに位置付けるよう要望活動に取り組みます。  施策名②幹線道路の整備の概要としましては、渋滞緩和や大津方面への交通アクセスの確保を図るため、南北の幹線道路である都市計画道路大江霊仙寺線の整備に努めます。  施策名③生活道路の整備の概要としましては、地域の暮らしの利便性、安全性の向上のため、市道等の整備に努めます。  施策名④歩道・自転車道等の整備の概要としましては、草津市自転車安全・安心利用促進計画に基づき、歩行者や自転車利用者が安全かつ快適に移動できるよう、歩道や自転車道等の整備に努めます。  施策名⑤道路施設の長寿命化と維持管理の概要としましては、安全で安心して道路が利用できるよう、パトロールを行い、日常的に道路の維持管理に努めるとともに、橋梁等の道路施設について、計画的・効率的に点検・修繕を行います。  施策名⑥バリアフリー化の促進の概要としましては、草津市バリアフリー基本構想に基づき、安全で快適に移動できる環境を推進するため、JR草津駅、南草津駅を中心とする重点整備地区内でのバリアフリー化を促進します。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、簡単ではございますが、基本方針、安全・安心な道路の整備の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  特に、ここはよろしいですか。              (「なし」の声あり) ○西村隆行 委員長  それでは、なければ、道路分野に関する質疑を終了いたします。  引き続きまして、公園・緑地分野についての執行部より説明をお願いいたします。 ◎寺田 建設部長  恐れ入りますが、タブレットのデータ、公園・緑地を御覧いただきたいと思います。  158ページ、159ページをお願いいたします。  分野、公園・緑地の基本方針21-1ガーデンシティの推進につきまして御説明を申し上げます。  基本方針、ガーデンシティの推進の概要としましては、多様な市民ニーズを踏まえた公園・緑地の整備や維持管理を行うとともに、公園等のオープンスペースを拠点としたガーデンシティの実現を目指します。  また、指標につきましては「ガーデンシティの推進」についての市民の満足度(%)としております。  なお、基本方針、ガーデンシティの推進では、関連するSDGsの目標としまして、11、住み続けられるまちづくりを、15、緑の豊かさを守ろう、17、パートナーシップで目標を達成しようをあげております。  次に、現況と課題でございます。  現況としましては、ガーデンシティの推進を図るため、都市公園の再整備を進めています。  課題としましては、ガーデンシティの推進に向けて市民活動の支援等を行うとともに、多様な市民ニーズを把握し、緑やオープンスペースが有する機能を踏まえた上で、都市公園・緑地等の整備・維持管理や利活用する仕掛けづくりが必要です。  次に、私たちの役割でございます。
     行政の役割としましては、公園・緑地の活用の在り方を再検討し、市民ニーズに応える公園・緑地の整備および維持管理を推進します。また、市民等との協働により、計画的に公園・緑地の整備や管理を行います。  市民の役割としましては、市民や地域におきまして利用者の立場として公園整備に参加したり、公園の維持管理に対して積極的に役割を果たします。  また、事業者の立場としまして公園整備、管理の在り方について研究、実践を行います。  次に、施策でございます。  ①公園・緑地の整備の概要としましては、緑の基本計画に基づき、市民ニーズを踏まえた都市公園の整備を計画的に進めます。  ②公園・緑地の活用の概要としましては、公園に対する市民ニーズの多様化に対応できるよう、市民参加による公園の再整備や公園施設の計画的な改修、更新を行います。  ③まちなみ緑化の推進の概要といたしましては、公園等のオープンスペースを活用し、市民等との協働によるガーデンシティを推進することで魅力のある景観を構築するとともに、緑化フェア等を通じまちなみ緑化の普及啓発を行います。  最後に、主要事業でございますが、主要事業については記載のとおりになっております。  簡単ですが、基本方針、ガーデンシティの推進の説明を終わらせていただきます。  続きまして、160ページ、161ページをお願いします。  分野、公園・緑地の基本方針21-2草津川跡地の空間整備につきまして御説明申し上げます。  基本方針、草津川跡地の空間整備の概要としましては、草津川跡地を市民の憩いの場や活動の場等として活用するため、多様な市民ニーズを踏まえ、本市の都市価値を高めるための空間整備を図ってまいります。  また、指標は「草津川跡地の空間整備」についての市民の満足度(%)としております。  なお、基本方針、草津川跡地の空間整備では、関連するSDGsの目標としまして、11、住み続けられるまちづくりを、15、緑の豊かさを守ろう、17、パートナーシップで目標を達成しようをあげております。  次に、現況と課題でございます。  現況としましては、本市のまちの構造に「みどり軸」として位置付けられている草津川跡地において、区間2・区間5を公園として供用を開始しており、未整備区間について計画的に整備を進めてまいります。  課題としましては、草津川跡地の未整備区間について、整備済みの区間と連携し、市民ニーズの多様性を踏まえながら、より有効な空間活用ができるよう計画し、事業化していく必要がございます。  次に、私たちの役割でございます。  行政の役割としましては、市民ニーズを踏まえた持続可能な空間整備の在り方を検討し、その方針を受け、諸事業を進めることや、市民との協働により、草津川跡地を計画的に整備するとともに、多様な主体が関わる公園運営を行うことでございます。  市民の役割としましては、利用者の立場で草津川跡地整備に参画いただくことや、公園運営に対し、市民活動やガーデニング等に積極的に関わっていただくこと、また、事業者の役割としましては、草津川跡地整備の在り方について研究、実践いただくことをあげております。  次に、施策でございます。  施策名①草津川跡地の整備の概要としましては、草津川跡地が市民の憩いの場や多様な市民活動の場、また、多くの人が関わる魅力的な空間、災害時の防災空間となるような整備・運営を行ってまいります。  最後に、主要事業でございますが、主要事業につきましては記載のとおりとなっております。  以上、誠に簡単でございますが、基本方針、草津川跡地の空間整備の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御協議賜りますようお願い申し上げます。 ○西村隆行 委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明の中で御質問や御意見はございますか。  西垣委員。 ◆西垣和美 委員  21-1ガーデンシティの推進ですけれども、公園の使い方といたしまして、どちらかというと公園整備とか、維持管理という形に、ほぼ表現がなってるんですけれども、やはり新しい生活様式にありますように、屋外での様々なコミュニティの持ち方とかってありますので、公園の活用といったものに対しても、少し施策を展開していただければ、一応、施策名としては公園・緑地の活用というのがありますけれども、どちらかというと管理とか、改修みたいなところがありますので、特に、私たちの役割のところで「市民・地域で公園整備に参加します」「維持管理に関して参加します」となってますが、公園をいわゆるコミュニティの場として、そういった交流の場として市民自らが考えて公園を活用していくということが求められてる時代じゃないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。  松永課長。 ◎松永 公園緑地課長  今、おっしゃいました市民の役割のところでございますけれども、確かに、そちらのほう、活用していただくというところにつきまして、ちょっと視点が抜けていたかもしれませんので、そちらのほうも入れられるように検討したいと思います。 ◆西垣和美 委員  よろしくお願いいたします。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  160ページの草津川跡地空間整備のところですけれども、課題の中で市民ニーズの多様性ということが述べられてるんですけれども、市民ニーズの多様性というのは、全ての年代とかの市民を表しておられますか。それをちょっとお伺いします。 ○西村隆行 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  委員おっしゃいましたとおり、様々な市民のニーズ、様々な年代と考えております。  以上です。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  分かりました。そうであれば、ぜひ、今の現状の区間5を見ていただきたいんですけれども、10代と20代の若者が非常にいづらいんですね。居場所として。小さいお子さんとかたくさんいますし、高齢者の方も働いてる方々もたくさんおられます。散歩やジョギングや。ところが10代後半と20代の若者の居場所としては、なかなか厳しい場所なんです。  今現状、地域で町内会長が集まって話したら、すごく苦情があると。ただ、みんな地域の人が言ってるのは、苦情で追い出すのではなくて、ああいう10代後半、20代の若者の居場所としてもつくって欲しいという要望なんです。区間5、また区間6とかで。そういった若者がいられるような場所ということで、市民ニーズをしっかり捉えていただきたいと。現状は多分、10代、20代は想定されてないと思います。見てると。ですから、そこはぜひお願いしたいと思いますが、御意見はどうでしょうか。 ○西村隆行 委員長  福井課長。 ◎福井 草津川跡地整備課長  委員おっしゃっていただきまして、地元さんと協議を重ねてる具体的な例としまして、スケートボードの利用が夜中とか多く、若い世代とかいう形になりますと、元気な若者が夜集まっていると。そこで音を立てているので、住民さんから苦情を頂いて、地元と指定管理と市と合同でパトロールを開催したところでございます。  今おっしゃっていただいたところ、例えば、スケートボードを活用できるようなところを具体的につくったらどうかというお話もいただいておりますので、そのほかの区間も踏まえまして、その観点でもニーズを捉えて、計画の中に盛り込んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  八木委員。 ◆八木良人 委員  ありがとうございます。  この計画にそういう意味合いでやっていただければ、地元からは苦情、クレームじゃないんです。若者のために何かをつくってほしいというのが本当の要望なので、ぜひまたこの計画の中でそれを盛り込んでいただければと思います。よろしくお願いします。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  草津川跡地の空間整備に今回も書いていただいて、これ、ちょうど30年目になると思うんです。非常に区間2であったり、区間5の整備が羨ましく思えてる市民の方々が多いというふうに思ってます。コロナ禍の関係もありまして、体育館の近くに、ちょうど野村の公園の近くなんですが、整備自体もどうなってくることかなということを危惧されてる方もあるんですが、この10年間をかけて、ぜひとも区間3、4、当然、区間6については整備がなされると思いますので進めていただきたいなというのと、それから区間1のビオトープなんですが、こちらについてはもう、これ、県が主導で動いていただいていると思うんですけれども、私だけの感覚か分からないんですが、整備されたような感覚でないんですね。やっぱりしっかりと市も意見を言っていただきながら、県に対して御意見を言っていただいて整備を進めてもらいたいと思います。  そんな中で、整備される間までの保全・保安関係、いわゆる維持管理ですね。こちらのほうが手つかずになってますので、しっかりとこの10年間、第6次草津市総合計画の中でしていただけるようにお願いしたいなと思うんですが、そこら辺の計画というか、組み込みというのが見当たらないんですけれども、どんな考えかなというのを聞かせてください。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎福井 草津川跡地整備課長  今、委員から3点の御質問だと考えております。  まず、未整備区間、他の区間の整備についてどうなのか。2点目、ビオトープ区間1についてはどうなのか。それと整備までの維持管理はどうなのかの3点でございます。  まず1点目、他の区間の整備につきましては、区間6を当面着手するとともに栗東市と協議を進めております。区間3と区間4の事業につきましては、国民スポーツ大会までにつきましては、プールのほうを動かさせていただきまして、その後の着手を目指して今活動をしているところでございます。  市民の皆様に早くという御要望を頂いておりますので、できるだけ早く課題を解決して整備に努めたいと考えております。  2点目、ビオトープでございます。ビオトープにつきまして、区間1は滋賀県が河川区域琵琶湖となるところを自主的に整備をするという役割で県が主体的に工事をしてもらってます。自転車・歩行者道、琵琶湖を向いて左岸の自転車歩行者道の改良は昨年度終わりまして供用開始してもらってます。  今年度と来年度は湖岸道路から琵琶湖側からくるっと橋の下を通って自転車道に接続できるアンダーの工事を滋賀県でしてもらいます。  それとともに、川の中の整備を平らにして利活用をする計画を、今県のほうでしてもらってますので、草津川跡地整備課もその中に入りまして地元と協議をして整備を進める予定でございます。この2年間で区間1も完成のめどを立てる予定でございます。  3点目、整備までの維持管理でございますが、ここにつきましては、草津川跡地整備課としましては、着手する段階で用地を取得しています。未整備区間につきましてはまだ県の土地でございます。主体的に県に維持管理をしてもらうというのが役割の1つなんですが、今後、国民スポーツ大会もありまして、暫定駐車場であるとか、様々な活用も踏まえて県の用地対策課と協議を進めているところです。暫定につきましても、そこの部分で協議を進めて、よりよい環境でお待たせいただくというところまでこの10年で進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  奥村委員。 ◆奥村恭弘 委員  説明をありがとうございます。  やっぱり大切な10年だと思いますので、地域のこともそうですけれども、草津市民の方々が草津川跡地整備を注目されているというふうにも感じております。ぜひともよろしくお願いします。  以上です。 ○西村隆行 委員長  ほか。  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  21-1、2の両方ともなんですけれども、事業者等の役割のところですけれども、公園整備、管理の在り方について研究、実践を行いますということですけれども、これ、事業者さんにこういうことをしていただくものというか、べきもなのか、これ、多分指定管理だとか、関係しておられる事業者さんを言っておられるのなら、ちょっとは理解はできるんですけれども、その他の一般の事業者さんにここまで入っていただかなければいけない理由について、ちょっと教えていただいていいですか。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎福井 草津川跡地整備課長  委員おっしゃっていただきました内容としましては、一番下の事業者のところでございまして、草津川跡地整備の在り方について研究、実践を行いますというのが事業者についてどうなのかという点でございます。  草津川跡地が長い年月をかけて発展し続けられるように、市民と事業者、これは例えば、レストランであったり、まち会社であったり、そういう事業者全体でございます。それと行政などが多様な主体が1つの組織の中でつながって役割分担、協働行動ができる新しい仕組み、エリアマネジメントと、横文字で申し訳ないんですけれども、その手法の導入を想定しておって、新しい施策、10年間ありますので、今までの施策で5条の設置許可であったり、今で言われるパークPFIであったり、いろんな国の施策が出てきますので、そこに調査、研究をしながら、事業者が参加しやすい形を誘導していくというような意味合いでございまして、事業者も主体的に関わっていっていただくことが持続可能な公園活動だと考えております。  以上でございます。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  というと、だけどその公園事業と全く関係がない民間事業者さんがおられるじゃないですか。それも含めて考えていくということなんですか。そういうところにも声かけをされていくということですか。先に、草津川のほうだけさせてください。 ○西村隆行 委員長  答弁を求めます。 ◎福井 草津川跡地整備課長  今おっしゃっていただきました区間5のレストランにつきましては、レストランとジムがあって、その中で活動をしてます。エリアマネジメントの具体的な例えばの例なんですけれども、真ん中の道路があります、ここは車を遮断しております関係で、道路占有をしていただくと、例えば、仮設店舗を並べて事業者に参加いただいて、そこで賑わいの創出をしてみたり、そういう活動も考えられるということで、それが賑わいを創出して維持管理をすると。  それとまた、そこの一部のもうけが草津川の維持管理費に落ちるような形態というものが持続可能な形かなと考えておりますので、今、それと関係のないといいますと、関係ない方は関係ないのかも分かりませんけど、それが商店街であったり、参加したい事業者であったりというものを募って賑わいを創出したいと考えているものでございます。  以上です。 ◆遠藤覚 委員  草津川跡地は結構です。 ○西村隆行 委員長  では、公園のほうで。 ◎松永 公園緑地課長  21-1のガーデンシティの推進のほうの公園整備、管理の在り方のほうですけれども、こちらのほうにつきましては、委員おっしゃられましたとおり、指定管理のほうも含めておりますけれども、草津市緑の基本計画等もございまして、大学とかの有識者の方のそういった管理研究のこともありますので、そういうものも取り入れたものをこちらのほうに書いてございます。  以上です。 ○西村隆行 委員長  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  ということは、ある程度、洗練された事業者さんということですよね。ですから、全く関係ない事業者さんに研究まで入っていただくものでもないですよね。了解いたしました。ちょっと書きぶりが、何でこういうところに、民間事業者さんにここまで踏み込んでもらわなければならないのか、ここでは理解できなかったので、大丈夫です。 ○西村隆行 委員長  よろしいですか。はい。 ◆遠藤覚 委員  あと、西垣委員も言われたように、日頃から公園を市民さんに利用していただく。その結果、私たちの公園だということで、多分、清掃だとか、維持管理というところにつながっていくと思うので、私は西垣委員が言われたように、市民の役割の中に、日頃から公園を使っていただけるような公園をつくるというところ、日頃から公園を利用するとかというような文言を入れていただいたほうが分かりやすいかなと思います。  以上です。 ○西村隆行 委員長  では、よろしゅうございますか。              (「はい」の声あり) ○西村隆行 委員長  では、これをもちまして、公園・緑地分野に関する質疑を終了いたします。  大変お疲れさまでございました。本日は以上をもちまして、総合計画特別委員会を終了したいと思います。次回は、来週25日火曜日午後1時から委員会を再開し、引き続きございますので、各委員の皆様および執行部の皆様、よろしくお願い申し上げます。  では、閉会に当たりまして伊吹副委員長より一言御挨拶をいただきます。 ○伊吹達郎 副委員長  本日も長時間誠にありがとうございました。2日間が終わりました。分野別でずっと調べていっておりますけれども、冒頭でありましたとおり、この指標がいいのか。また、本当に横串を刺した第6次草津市総合計画になっているのか。そういう全体を見渡した課題もあがってきているのかなと思っています。今後は、あと2日間ありますので、皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。               閉会 午後5時19分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   令和  年  月  日
     草津市議会総合計画特別委員会 委員長...